Q. なかなか関係が進展しないとお悩みのお客さまがよくいらっしゃいます。
お客さまご自身はずいぶんいろいろ努力されているようにお見受けするのですが、どうしたら関係が進展するものなのでしょうか?
相手との関係が「あいまい」な方が増えている!
友達以上恋人未満、という言葉があります。
かなり昔からある言葉であるにもかかわらず、いまだによく使われていますね。
自分が本命なのかどうなのか?
友達程度にしか思われていないのか?
それとも脈なし!?
そういう悩みを持つ女性は非常に多いようなので、この「あいまいな男性」について考えてみましょう。
「脈なし」の傾向って何?
まずあいまいな男性の中でも「脈なし男性」についてみてみます。
要は対象外ということになるわけですが、この場合恋愛についてあまり真面目に考えていないケースが多いようです。
まじめにつきあう気はないが、モテないとは思われたくない!
まじめに考えるつもりはないが、モテないと思われたくないので、女性と会話したりはします。
しかし過去の「恋愛武勇伝」を長々としゃべったりするのは「オレってすごくモテるのよ」という
アピールであり「あなたに興味あります」ではありません。
女性が自慢話が好きではない、ときちんとした人なら知っているはずだからです。
またその「武勇伝」がものすごく大げさな話であるなら、なおさら気を引きたいだけの可能性が高いでしょう。
自分の市場価値の調査!? 女性を好きにさせてみたい!
また「自分を好きにさせたい」という男性も存在します。
シミュレーションゲームではありませんが、相手を「自分を好きにさせる結末」に持っていくのが目的であり、目的が達成されるとそこで終了する、というタイプ。
つまり相手に好意を持たせる、というところまでが目的になっているので、女性を落とすまでの過程を何より重要視します。
これは自分が恋愛市場においてイケているかイケていないかを知りたい、という気持ちの裏返しとも言われているのです。
したがってその過程があまりドキドキしない、あるいはありきたりの展開だったりすると、途中で強制終了されてしまいます。
複雑な駆け引きや揺れる乙女ゴコロなどがあると、向こうも楽しくなって「いろいろと」仕掛けてきます。
しかし恋愛はゲームではありませんよね。
これらのパターンの方は、最初から踏み込む気はないな、とある程度女性側も感じるので深入りせずにすむのではないでしょうか。
恋愛はしたいけど重いのはイヤ!
一方恋愛はしたいものの、重いのはイヤだと考える方もいます。
別れる時にワンワン泣かれたり、死ぬの生きるのと騒がれたり、面倒なのはイヤだと考えているところがあるので、恋愛に激しさを求めません。
また責任をとるのもイヤなので、親と会ってくれ、など結婚に直結しそうなことも避けようとする傾向が。
中には過去の恋愛にトラウマがあり、本気でつきあうのを避けるパターンもありますので、過去の恋愛にはあまり切り込まない方が無難ではありますが、さりげなく好きな女性のタイプなどから恋愛に対する考え方を探っていくのはおすすめです。
今の関係をこわしたくないから現状維持を狙う!
恋愛はしたいと思いつつも、自分に自信がないので選ばれなかったらイヤだと思い、自分から声をかけないとか、つきあってフラれるのもイヤだな、だったら最初からつきあわない方がいいんじゃないか、といった考えを持っている方もいるようです。
女性目線で見たらそうは見えないかもしれませんが、男性の間で「おまえみたいなやつはモテない」など、以前否定された経験がある方は、特に積極的に前に出ることができなくなりますから、女性の方からアプローチすることで状況が変わるかもしれません。
相手のことを失いたくないばかりに、告白することで距離感が変わってしまうくらいなら現状維持でもいい、という安全路線も理解できないことはありませんが、そんなことでおかしな方に変わることはない、ということを辛抱強くかかわりながら知ってもらう、というのはかなりの長期戦。
時間に余裕があるなら挑戦してもいいかもしれません。
「脈なしさん」に肩入れするよりも…
このようないわゆる「脈なしさん」にじっくり時間をかけるよりも、少しでも「脈がありそうな人」にシフトする方が、女性からすると得策であるといいます。
やはり結婚や出産を強く希望される場合、あまりにも長い時間をかけてしまうことで、適切なタイミングを逃してしまうのではないか、と本人よりもまわりが騒ぎ出し、かえって気に病んでしまうケースが多いからでしょう。
次回はあいまいな雰囲気の男性とどう接していくのがよいのか考えていきます。
