占いやスピリチュアルについて調べていくと、しばしば「アチューンメント」という言葉が出てきます。
占い業界としては英語が苦手な方、カタカナが得意ではない、とおっしゃる方も多く、何となく素通りしてしまう…というお声をききます。
さて「アチューンメント」とはいったい何なのでしょうか。
能力を伝授されるイメージ!
業界の方におうかがいしましたところ、エネルギーの回路(を開く)、エネルギーを受け取る道筋をつけていく、という意味があり、それによって特定の高次元のエネルギーと同調させ、活用できるようにするというニュアンスなのだそう。
ヒーリングではヒーラー側がまず高次の存在とつながり、受ける側にエネルギーを送ります。
受ける側は送られたエネルギーをリラックスして受け取ればOK。
しかしアチューンメントを受け取る、となった場合には、ヒーラーを経由せずに、受ける側の方が高次のエネルギーとつながれるようになるというのです。
もちろんヒーラー側が受ける側に対してつながる回路を開くことが前提になります。
能力を伝授されるようなイメージでしょうか。
ちなみに一度アチューンメントを受け取ると、その効果は一生モノになるのだそうです。
自分でいつでも好きな時につながって、受け取ったものを活用できるようになるわけですね。
実際受けた方におうかがいしてみると、体温があがったり、体の痛いところがなくなってきた、とおっしゃる方もいれば、体感は特にないけれども何となくカンが鋭くなってきた、という方もおられるため、効果には個人差がありそうです。
中には何も感じない方も…
しかしながら中にはどうも効果を感じられない、とおっしゃる方もいます。
さらに業界の方に話をうかがってみると、どうやらエネルギーに敏感かそうでないか、という部分がとても大きく影響してくるのだそうです。
感じた! と思えば、もちろん自分の中の経験として落とし込んでいくことは可能かもしれませんが、感じられない方からすると効果があるのかどうなのか半信半疑で、かえってもやもやしてしまうことでしょう。
幸いなことに感じないとおっしゃる方に対しても、きちんとアチューンメントは完了するのだとか。
感じたか感じていないか、という問題よりも、その後にどんなことに気づいたのか、どう行動につなげていくのか、といったことの方が重要なのだといいます。
中には一度アチューンメントを受ければ、他の方にも行ってよい、というものもあるといいますから、うまく利用すれば占いの仕事にプラスしていくことができます。
対面伝授でなくてもOK!
なおアチューンメントには対面式と遠隔式とがあるそうなので、ご自身の好みや生活リズムに合わせて選ぶことができます。
コロナ問題により遠隔式のアチューンメントもだいぶ増えてきたとききますね。
遠隔式のよいところは、自分の好みのタイミングで「受け取ります」と宣言して受け取ることができるため、忙しい方であっても利用できるところでしょう。
中には遠隔式といっても、決まった時間に合わせなくてはいけないこともあるようですが、アチューンメントの類はかなり増えてきているので、受け取りたい内容が同じようなものであるなら、ご自身の好みや生活リズムに合うものを探してみてください。
違う種類のアチューンメントをいろいろ受け取るのもOKですが、1日に1回ずつ受け取るようにした方がよいとのこと。
欲張りすぎはよくないのですね。
確実に受け取って、自分のものにしたら次に行く、くらいでよさそうです。
お客さまも癒やしてあげたいけど、自分も癒やしたいな、でも時間がない、という方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。