【お客さま素朴なギモン】どうしたらオーラが見えるようになりますか

鑑定中にふとお客さまから寄せられる「素朴なギモン」にフォーカスするシリーズ。
「急に言われても…」とあわてることなく、転ばぬ先の杖的に知っておいて欲しいお話をご紹介していきます。

Q. オーラってどうしたら見えるようになりますか?
よく「あなたのオーラは◯◯色」みたいなことをききますが、本当かどうかわからないので、自分の目で確かめたいです!

お客さまからも関心の大きい「オーラ」

多くのお客さまが非常に気になっているオーラ。
オーラが見えるようになるためには特別な能力が必要なのでしょうか?

業界の方におききしたところ、本来オーラは誰にでも見えるものなのだそうです。
実際見たことないですけど、と思った方もいらっしゃるでしょう。
しかしどうせ見えやしないとか、あんなものは所詮まやかしだからとか、特殊な人じゃなきゃ見えない、という思い込みで見えない状態になっているからだ、という意見も。

そもそもオーラというのは、人、動物などが持つ「魂から出るエネルギー」のことを指します。
実はオーラには何種類かあり、よくオーラが見える、ときくのは「エーテル体」のオーラだそうです。
これはその時の肉体・精神の健康状態がわかるものとされています。
当然こちらのオーラは日々変化していくものです。

一方「アストラル体」のオーラは人間の本質や生まれ持った人格に関連しているためかあまり変化しないと言われています。
そしてご存知のようにオーラには色がありますね。
この色ですが、どうも感受性の強さなどにより変動するというのです。
またよくオーラが強い、弱いといった言い方がなされますが、弱い人というのは個性が眠っていることだ、という話です。
逆に個性を発揮して豊かに生きている人は、色が濃くなるということになります。

色には赤・黄・緑・青・オレンジ・ピンク・パープルなど実にさまざまなものがあります。
色で感情がわかるというのであれば、今の自分に必要な人もわかるようになるのでしょう。

どうして見えないの?

先ほどオーラは誰にでも見えるものであるらしい、と申し上げましたが、オーラが見えていても「こんなのは違う」と決めつけてしまい、見えていないと判断してしまうことがあるらしいのです。
思い込みが強い場合、なかなか感情を司る世界にアクセスできません。
アクセスできないと結局思い込みの方が優先的に働くこととなり、受け取っているのに捨ててしまうのと同じことになります。
「こうあるべき」「こうでなければならない」をまずは横に置いておくことがどうやら必要なようですね。

オーラが見えない、というのも先ほどのように「人からきいた話と違う」「こんな色じゃない」といった思い込みを捨てることができれば変わるのかもしれません。
これから占い関連の求人に応募し、プロデビューした後に、こういった思い込みに支配されてしまっているお客さまに出会うかもしれません。
頭のすみに入れておいてください。

練習をすれば見えるの?

それではオーラが見たいがために、練習をしていけぱ見えるようになるのでしょうか?
実際そういう方はいらっしゃるそうです。
また事故や大きな病気をきっかけに突然みえるようになった、という方もいます。
ちなみにオーラが見える人とつきあっていくと、自然に魂も成長できるということもあり、オーラが見えるようになると言われます。
人づきあいや環境を変化させる、ということもきっかけ作りに役立ちそうですね。

オーラが見える人に多いのがものごとを柔軟にとらえることができるところ。
そういう部分にも意識していくといいのかもしれません。

他にはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。
一番大切なのは直感を大事にすることです。
「お、これはオーラなんじゃないか」と感じる、その感覚にスポットをあてましょう。
そこで「いやいや気のせいでしょ」と否定することのないように。

直感が示すことに理屈なんてありません。
ですので、頭でどうこう考えてしまうと直感に従うことが難しくなってしまうのです。
直感で動くことができる人は「なんとなくこうなんじゃない?」と特に理由なく選ぶことができています。

自分が求めているものは何か?

それがまわりと同じであろうがなかろうが、直感で動ける人は自分がこうだ! と思うことに敏感に反応していますよね。
自分に自信がない人は直感を信じることができない傾向があるのだそうです。
思い当たる方は参考にしてください。

集中力を高めていくことも重要だといいます。
他のことをしなければならなかったり、仕事で疲れてしまっていれば、なかなか集中力を高くキープというわけにはいきません。
また集中力にも限界がありますので、あまり長くやろうとするとしんどくなってしまいます。
学校の時間割ではありませんが、時間を区切りながらやることをおすすめします。

絶対オーラをみてやる! という意気込みすぎにも注意が必要です。
いきなりみられるようになるわけではないと考え、地道に練習を重ねていくようにしましょう。
そこばかりにこだわってしまうと、柔軟に脳を使うこともできなくなります。
それよりも何かを感じとる状態を作るために、瞑想状態のような、頭を空っぽにするようなイメージでやっていきましょう。

こういう練習で見えるようになる!?

オーラを見る練習では、見えやすい環境が必要になるそうです。
よりよく見えるようにするために、黒背景や白背景がよいとされていますが、これも人により黒が見やすい、白が見やすいといった違いがあるといいますから、ご自身がどちらが見やすいかは実際練習しながらつかんでみてください。

また比較的上半身の方が見えやすいと言われているのですが、夜など練習相手がいない場合はご自身の手を使ってみましょう。
オーラは体の縁にあらわれる傾向がありますので、指の縁を意識して見ていきます。
指全体ではなく指の縁です。
直視するというよりは、焦点を合わせずにぼーっと見るようなイメージで見ていくのだとか。
すると指が少し二重に見えるようになるそうです。
この状態をキープするとオーラが見えてくるようになる、というのです。

もちろん初めからいきなり見えることはないかもしれませんが、繰り返し練習しているうちに白っぽいもやのような、湯気のようなものが見えてくるとのこと。
練習を重ねていくと白ではなく色のついた状態になるというのですが、ここまで行くようになるまでには根気よく練習を積む必要があるそうです。
オーラが見たい、その思いがどうしても捨てられない! という方はぜひ地道にチャレンジしてみましょう。