美しい! アバロンシェルが好まれる理由とは

パワーストーンの店に行くと、よく虹色に光る貝が置いてあるのを見かけるかもしれません。
あれはアバロンシェルというそうです。
アワビの貝殻でできていて、器状になっています。

色味もさまざまで、中には藻がついていたり、少し形がいびつになったものもありますが、それもひとつひとつ個性として、好みのものを選びましょう。

本格的な浄化には欠かせない!

占い業界では浄化といえばホワイトセージが一番に思い浮かびますが、あのホワイトセージを焚く時に入れ物として好んで使われるのがこのアバロンシェル
ホワイトセージの浄化の話は過去記事を参照ください。

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もともとネイティブアメリカンたちの間では、ホワイトセージはいわゆる四大元素(火・水・地・風)の中の「地」であるとされ、儀式や祈りを捧げる場ではかかせないものとされてきました。
そしてアバロンシェルは同様に「水」を表すということで、よくホワイトセージを焚く時に使われていたのだといいます。

そして「地」を示すホワイトセージを、「水」を示すアバロンシェルの上で「火」をつけて燃やし「風」で煙をくゆらすという四大元素がすべてそろう形となり、彼らは大いなる精霊たちを呼び力を借りていた、とされています。

なお火をつけることには「邪を焼き祓う」という意味合いがあるのだそう。
四大元素がすべてそろうこの浄化はかなり本格的になりますが、占い業界にいる方でしたら知っておくとよいでしょう。

よく見ると穴が…

ところでアバロンシェルをよく見てみてください。
ところどころ穴があいているのがわかります。
当然ホワイトセージなどを使う時最後に灰が残りますが、この穴から灰が落ちてしまうこともありますので、下に受け皿を置いておくとベターです。

自然の貝が材料であるために、中には少しバランスがよくなくグラグラしてしまうものもあるといいますから、心配な方はやはり受け皿があるとよさそうですね。

ホワイセージが苦手な方や、この穴問題により受け皿を用意するのが面倒、という方は、さざれ石などをしいてパワーストーンの浄化場所として使うそうです。
ちょっとおしゃれなインテリアとしても楽しめます。
ブレスレットだけではなく、天然石のポイント型やペンデュラムなども置いてみてください。

さざれ石に対する見解

この浄化用のさざれ石については、業界内でも意見がわかれており、月に2回(たいてい神棚をやる1日と15日にやる方が多いとも)きれいな水で洗い清め、天日干しをしている間に新しいさざれ石に交換する、という方もいますし、さざれ石自体浄化は必要がないという見解の方、さざれ石だけではなくクラスターと合わせ使いをして、さざれ石だけ定期的に変える方などさまざま。
ご自身がこれがいいかな、という方法でされるのがよさそうですね。

ただしブレスレットの下に敷いているのであれば、それなりのネガティブなものは吸ってしまっていそうな気がしますし、定期的に交換するのがよさそうには思えます。

実際アバロンシェル自体に浄化の効果があり、空間を清めると言われているそうなので、その場に置いておくだけでもいいようですよ。

高いのでしょうか?

価格は店によってまちまちなので、ご自身の予算に合うものを選びましょう。
また大きさや産地などによっても価格が変わるといいます。

安く手に入れたい方は、ミネラルショーや石フリマといったイベントを狙ってみるのもよさそう。
パワーストーン同様、ご自身がピンときたものを選ぶのがおすすめです。

その虹色に輝く美しさから、何にも使わずただながめているだけという方もいる貝。
気になる方はぜひチェックしてみてください。