【現役占い師が選ぶ一冊】一番わかりやすい はじめてのオラクルカードREADING

現役占い師が実際に使用している、おすすめしている本にスポットを当て、どんなものか紹介していくシリーズです。
今回は「一番わかりやすい はじめてのオラクルカードREADING」を取り上げます。

タロットより苦手意識を持たれがちなオラクルカード!

タロットよりも苦手意識があると言われるオラクルカード。
それはなぜか? ときいてみますと、霊感がないから無理解説書が日本語でないからわからない何をどう見たらよいのかさっぱり、といった意見が大多数。

実際タロットカードと比較するとフルデッキ(78枚)より枚数が少ないものがほとんどではあるものの、特にシンボルがあるわけでもない、カード名が短い、人物モチーフでないからわからない、というように「そもそもの読み方がわからない」と感じている方が多いようです。

こちらから購入できます!

タロットとの大きな違い

毎年のように新作のタロットやオラクルカードは出版されていますが、たとえばタロットであればウエイト版かマルセイユ版、どちらかに大別されることがほとんどであるために、仮に絵が少し違っていたとしても、構図などが同じなのでウエイト版、マルセイユ版、いずれかの解説本が1冊あれば何とかなるのかもしれません。

しかしオラクルカードに関しては、特にモチーフが決められているわけではなく、光だけが描かれているものなど、見る人によっては「は?」となってしまい、解説本を見る気すら失せてしまうというご意見まであるほど、つかみどころがないというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

また天使や妖精など、目に見えない存在をテーマにしているものも多いために霊感がないとダメ、と思いこんでいる方もいますし、特に男性の方はモチーフ的に使いづらいと感じる方もいるようなのですね。
しかしコツさえつかめば、オラクルカードは決して使いにくいカードではない、ということが本書を読めばわかります。

最終的には複数枚を使ったスプレッドでのリーディングまで到達できますよ。
昼間仕事をしながら占い師になるための勉強をされている方も、1枚引くところから順に学んでいけば読めるようになっていくことでしょう。

こちらから購入できます!

つながる高次の存在を「宇宙さん」と表現!

ご存知のように、オラクルカードは高次の存在とつながって、お言葉をいただく、という時に便利なアイテムであるといえます。
本書ではその大いなる存在を「宇宙さん」と呼んでいます
「宇宙さん」はいつでも幸せになるためのメッセージを発信してくれていて、そのメッセージを受信しお話をするのは難しくない、それを可能にするのがオラクルカードなのだ、と紹介されています。

要は投げかけた質問に対する「宇宙さん」からのメッセージを翻訳して視覚化してくれる存在なのだというのです。
そんなことを言っても翻訳だなんて難しそう…、と尻込みをする必要はありません。

「宇宙さん」からのメッセージを受け取るには、オラクルカードがひとつあればよいのだとか。
ただし豊かさに特化している、過去世に強いなど、オラクルカードにも得意な分野があるため、特に集中して知りたいテーマがあるなら、そういう部分に強いカードを選ぶとよいでしょう。
特にそういうものがないなら、自分の好きな絵柄のものにしたり、自分の得意ジャンルにからんだカードを選んでもOK

こちらから購入できます!

解説書なしでもリーディングできるように!

リーディングの準備を始めるまで、かなりページを割いて解説されていますので、まだオラクルカードを入手していない方は最初から読んでみてください。
著者はりえ氏。
「あやしくないスピリチュアル」をモットーに活動されているそうです。

なお本書では、動画でも登場するオラクルカードも紹介してくださっています。
中には入手困難なものもありますが、選ぶ際の参考にしてみてください。

本書にはリーディング例も多数掲載されているので、もしかすると自分がよく受ける相談例とかぶるものもあるかもしれません。
もちろん鑑定の時だけではなく、自分が癒やされたい、元気をもらいたい、という時にもオラクルカードは活躍します。
対自分にもぜひ引いてみましょう。

慣れてくると解説書に頼らずともリーディングできるようになりますので、日本語解説版が出ていなくても問題がなくなってきます
だからこそオラクルカードって本当に難しい! と思う方にこそ手にしてもらいたい一冊
ぜひチェックしてみてください。