【現役占い師が選ぶ一冊】鏡リュウジの世界のひとり占い

現役占い師が実際に使用している、おすすめしている本にスポットを当て、どんなものか紹介していくシリーズです。
今回は「鏡リュウジの世界のひとり占い」を取り上げます。

世界中の「占い遊び」を網羅!

タイトルの脇に書かれている「Self Divination」とはひとり占いの意味だそうです。
作者の鏡リュウジ氏いわく「Divinationという言葉は神々とのコミュニケーションという意味を含んでいる」のだとか。
目に見えない存在が目に見える存在を通じてメッセージを送ってくれている、それを象徴というかたちで読み解くのが占いのエッセンスである、とも述べています。

今作では肩ひじをはらずに楽しめて、しかも世界中で知られている「占い遊び」が紹介されています。
もちろん「ひとり占い」というタイトルですから、おひとりで楽しむのもよいのですが、慣れてきたら他の方とも楽しめるものも含まれています。
ふだん正統派? の鑑定をされている方も、たまにはリラックスして楽しんでみてはいかがでしょうか。
これから占いの求人に応募したいけれども練習相手がいない、とお悩みの方も、まずはこれで自分のことを占う練習をしてみるのもいいですね。

ユニークなものがたくさん!

質問を選んで、計算式にもとづいて導き出すナンバーを使い、表から結果を出す「ピュタゴラスの輪」はルネサンス時代の人気占いなのだそうです。
最近日本でも話題になっている「ジオマンシー」はヨーロッパ版易占いとして紹介されています。
今作には切り取り式のダイスが巻末付録としてついていますので、それを使ってすぐに占うことができますよ。
すでにジオマンシーをダイス以外でされている方も、気分を変えてお使いになってみてはいかがですか。

古代中国発祥の易をコインで占う「コイン占い」では、特に古銭ではなくても、手持ちのコインで占うことができます。
ただし使う3枚のコインは同じものを使ってくださいね。
6回繰り返すので、最初のうちは大変かもしれませんが、慣れていくとスムーズにできるようになります。

北欧生まれのルーン占いも掲載されています。
今作では、本の中の気になる文字を選んでください、とありますが、手持ちのルーンストーンやルーンカードをお持ちの場合はそのまま引いてお使いいただけます。
使いやすいものを使うのがベストですが、手持ちがない方は本をそのまま活用し、やり続けていけそうだな、と思える占術であれば道具を用意する形でよろしいでしょう。

他にも指紋占い、トランプ占い、ダウジング、紅茶占い、ビブリオマンシー(書物占い)の紹介もあります。
各占術非常にコンパクトにまとめられていますので、1日に複数試してみたいな、という場合でも面倒がありません。
しかも特別な道具を使わなくてもできるもの、あるいは手持ちのアイテムを使ってできるものが中心になっていますから、よしやってみよう、と思った時に始められるのがうれしいところ。

ひとりでもみんなでも楽しめる!

ピュタゴラスの輪やトランプ占いなどは、みんなでやっても楽しそうです。
ひとりだけで楽しむだけではなく、その楽しみをみんなで分かち合うのもまた一興。
占い好きな人だけが集まり、サークルのような形でさまざまな占術を試してみる、というのもおもしろそうです。

より精度を高めたい人は、毎日占いの結果を出して記録しておき、1日の終わりにどうだったかも合わせて書いておくとよいようです。
長々と書く必要はなく、気になったポイントだけを書き、それについて1日の終わりに書くような形にしておくと、比較的続けやすいのではないでしょうか。

なお今作は「占い入門」シリーズの第6弾ということですので、気になる方は他の号もチェックしてみてください。

コチラで購入できます。