【現役占い師が選ぶ一冊】ホロスコープを読むのが楽しくなる! 占星術キャラ図鑑

現役占い師が実際に使用している、おすすめしている本にスポットを当て、どんなものか紹介していくシリーズです。
今回は「ホロスコープを読むのが楽しくなる! 占星術キャラ図鑑」を取り上げます。

タロットと並ぶ人気の西洋占星術!

占いというと西洋占星術とタロット占いがツートップのごとく人気と言われていますが、多くの方が「難しい」「挫折した」「おもしろそうだが敷居が高い」といった印象を抱いているようです。
それはなぜか? ときいてみますと、やはり覚えることが多いというご意見が大多数。

「星占いなんて12星座なんだから12パターン覚えればいいんでしょ」とついつい考えがちですが、これがホロスコープ(生まれた瞬間の星の配置図)を学ぶようになると突然わからなくなる、楽しくなくなる、と感じる方が多いようです。
ホロスコープには星座だけではなく、惑星など他の要素も入ってくるので、単純に考えると12パターン×3種でルノルマンカードと同じくらいではないか? と思われるものの、実際はそれぞれの角度などもからんできたりするので案外複雑に感じてしまうものなのです。

マンガで楽しく学べる!

生年月日と出生時間、出生場所がわかると深く掘り下げることができるため、きちんと身につけておけば占いの現場ではかなり役に立ちますから、これまで学んできて途中であきらめてしまった方も、こちらの本で楽しく学んでみませんか。

昼間仕事をしながら占い師になるための勉強をされている方や兼業占い師の方が効率的に学んで行くにもおすすめ。
「図鑑」と銘打っているように各モチーフがイラストやマンガで解説されています。
つまり文字だけではなく、絵でも追っていけるので頭に入りやすくなっているのです。

実際「マンガだと何時間でも読めるけど、小説とか文字系だと3行読んだら眠くなる」などと言っている方もおられるくらい、マンガという形式になると持続力がアップするのは間違いないようです。
著者のキャメレオン竹田先生も、自分のホロスコープを読みとく手助けに、とおっしゃっていますよ。
非常にわかりやすい内容になっており、タロット占い師になる学校を開かれているだけに、どうすれば理解しやすいのか、ということを常に考えておられるのですね。

12星座と10天体がキャラクター化!

さてこの本では12星座と10天体をキャラクター化して紹介しています。
イラストを見るだけでもイメージがわきやすくなりませんか。
何とそのキャラにピッタリのテーマ曲なども書いてありますので、その星座の人と会った時に頭の中でその曲が流れるようになるかもしれません。
タロットでもコートカード(宮廷カード)について、このカードってこんな人、というように擬人化して覚えるとなかなか忘れないと言われますから、今後この本で紹介されているキャラと身近な同じ星座の人が完全に一致する可能性もありそうです。

まず占星術の基礎知識についてのページがありますから、占星術がわかっている方もそうでない方も、一度よく見ておいてください。
その後キャラについてマンガやイラストで紹介があります。
1キャラに対するマンガは少し短いなと感じるかもしれませんが、インパクトには十分。
確かに「ああ、こんな人いるかも!! 」と共感できます。

もしまわりに似たようなキャラの人がいれば「あの人って○○座っぽい」「××星みたい!」とよりイメージしやすくなるでしょう。
ちなみに各惑星には、担当する年齢というものがあるのだそうで、こちらも読みといていく際の参考になりますよ。

他のシリーズ同様、こちらもゲラゲラと笑いながら読み進めていくうちに、何となく星座や惑星についてつかめていくことでしょう。
占星術は難しい! と思う方に、先入観なく手にしてもらいたい一冊。
ぜひコチラをチェックしてみてください。