増えすぎてしまったカード類、どうするか

Q. いいなあと思うカードを買っていたら、いつの間にかカードが増えすぎてしまいました。
まだ状態がいいものもあるのですが、こういう時みなさんどうされていますか?

カードを使う占い師なら一度はつきあたる問題!

カードを扱う占い師さんの場合、同じものをずっと使っていて買い替えをするという場合はよいのですが、恋愛にはコレ、仕事にはコレ…とわけているケースで、他にほしいカードが出てきたので購入、というのを繰り返していると、思いのほかカード類が増えすぎてしまった、というお話をよくききます。

スペースも限られているし、買ったはいいがあまり使っていない中身を見たらイメージしていたのとは違ったサイズ的に使いづらくて使わなくなった…といった理由で、ムダにカードが増えていくのも困ってしまいますね。
こういう時、他の占い師さんはどのようにしているのかおたずねしてみました。

その1・フリマアプリなどで売却する

一番多かったのはフリマアプリやオークションで売却してしまうというもの。
実際「タロットカード」「オラクルカード」などで検索してみると、かなりの数がヒットしますし、コメントのやりとりなども活発に行われている印象があります。
中には「日本語解説版が出たので、それまで使っていた英語版は手放した」という方も。

ただし売却する場合、念のため浄化してから発送するというのが暗黙のルールになっているようです。
ホワイトセージの煙にくぐらせる、浄化スプレーを使う、オルゴナイトをカードの上に置いておく、クリスタルチューナーで浄化など、方法はいろいろありますが、必ず次に使う方のためにクリアな状態にしてから送るようにしたいものです。

また使用感によりトラブルになりやすいので、初期傷がある、外箱に傷みがあるなども正直に商品説明に記載の上、写真も掲載するようにしましょう。

その2・占いの書籍などを専門に扱う書店に売却する

次に多かったのが占い専門の書店に買取を依頼する、ということです。
「タロットカード 売却」などで検索すると占い関係の本やカードを専門に買取しています、という書店などがヒットしてきます。

この場合通常のCDや本の買取をする業者と同様に、箱につめて送るだけになりますので手間はかかりません。
業者が家まで引取に来ることがほとんどのため、わざわざ重たい思いをして発送に出しに行く必要もないのです。

そしてフリマアプリやオークションと違い、商品説明や価格を自分で考えることもなく、専門の査定担当が1つ1つ確認してくれますので、言うなれば丸投げでOKになります。
ただモノによっては意外に金額が安かった、ということもあり得ますので、買取実績の確認や見積依頼などはした方がよさそうです。

可能であるならば複数のところから見積をとるくらいの余裕があるとなおよしです。
中には買取実績としては載っているものの、いくらで買取したのかについては伏せているサイトもあるようですので、自分が売りたいカードが対象になっているのか見極める必要がありそうですね。

その3・カードの交換会を利用する

最近じわじわと増えてきているのがカードの交換会に出す、というパターン。
年に何度か、占い関係のイベントなどで行われることがあるようです。

参加費は2000円かかりますが、いくつカードを持ち込んでも同じ数だけ交換が可能なシステムであるとのこと。
3つ以上持ち込みをするのがよいようです。
その場合のカードの種類は何でもよく、タロットであってもオラクルカードであってもよいそう。
ちなみに交換するカードがなくても、現場で気に入ったものがあれば購入もできるとのことです。

正規品のみの取り扱い!

ただしいずれのケースであっても、最近問題になっている海賊版のカードは扱ってもらえません
海賊版でなければ、自費出版のものであっても交換や買取してもらえる傾向にあるようです。
また付属のガイドブックが欠品している、カードが1枚足りない、というケースも買取不可になりがちです。
手放す前に必ず確認しておきましょう。

可能であれば、カードを番号順に並べておくとカードに欠損があるかどうかわかるので安心です。
カードが番号順になっていないと嫌がる方も中にはいますので、特にフリマアプリなどで直接売却される場合は、必ず番号順にしておくのが無難です。

不要なカードを手放し、新しいカードをお迎えする。
これでいつもお気に入りのカードに囲まれて仕事ができることでしょう。