自分の好みで作れる!
リクエスト開催によるクリスタルワンドのWS。
講師の方の都合により開催日程が限られてしまうそうですが、今回生徒さんも集まり無事開催されました。
ざっくりした流れは過去記事を参照してください。
癒やしフェスなどでよく見かけるヒーリングワンドとは違い、天然石をワイヤーでつなげて作っていくクリスタルワンド。石であるがゆえに重みも出てきてしまうのですが、小さめに作ってペンダントヘッドにするなど、最近少しずつ人気が出始めてきています。 […]
クリスタルワンドですが、サイズにより価格が違うそうです。
スワロフスキーで作るミニサイズのワンドは5000円(税別)、それより大きくなると7000円(税別)で、使うワイヤーなどは含まれているとのこと。
ただしご自分で意図を込め「こういうものを作りたい」という願望により、石をチェンジする場合には別途石代がプラスになります。
ですが、実際個別に石を選ばれる方も多いということです。
石の組み合わせがよくわからなくても、お願いごとにより組み合わせを講師が提案してくれますから、その中からお好みのものを選びましょう。
もちろん石の持ち込みもOKです。
見本が多数置かれており(値札がついているものは購入可能)、自分がどういったサイズ感で作りたいかをイメージしていきます。
ペンダントヘッドにしたい場合、ワンドの終わり部分にチェーンを通すカンを作るので、最後のパーツに穴があいていないと難しいそうです。
片穴のパーツやタンブルを持ち込んで作る方は注意が必要ですね。
まずは使いたいものを選ぼう
先端は基本的にとがった形状の水晶を使用しますが、中には両端がとがったダブルポイントタイプもあります。
お好みで選びましょう。
ワイヤーの色もシルバー色だったり、ローズゴールド、アンティークゴールドなど何色かありますから、これも好みで選ぶことができます。
ただしローズゴールドのワイヤーは、他のカラーにくらべて少しやわらかいため、穴の小さい石を使うためにワイヤーを細くしてしまうと、途中で折れたり切れたりすることがあるといいます。
どうしてもローズゴールドのワイヤーを使いたい場合には注意しましょう。
今回は招き猫の手のような? 少し曲がったユニークな形状の先端をチョイスしてみます。
どれにするか迷う、という時には、おのおの手持ちのカードなどを使って選んでいました。
自分に合うか合わないか、という点では、ダウジングも有効活用できそうです。
先端にしっかりとワイヤーを巻く
ひとつめの難関は先端の水晶にワイヤーを巻きつけるところです。
基本的には少し引っかかりがあるような形状になっているものが多く、そこにワイヤーを巻くことで落ちにくくなるそうですが、巻く側がストレートな形状のものがたまにあり、相当しっかり巻かないと途中で石が落ちてしまうこともあるとか。
途中でクロスさせながらしっかり巻きつけることを意識しましょう。
指の腹を使ってグッと押しつけるように巻いていくとよいとのこと。
なおクロスした部分には、あまったワイヤーで渦巻を作って重ねてしまえば隠れてしまうので心配ありません。
途中でワイヤーが足りなくなってしまった時には、少し前の部分のワイヤーに引っかけ、縫うように戻ってくればOKです。
しっかり巻きつけたら軸部分の石を入れられるように、根元にワイヤーを集合させ、軽くねじっておきます。
軸部分を作る
軸部分をどういう配置にするかも、石を実際に並べてみます。
今回軸部分には金彫りの龍が入った水晶をセンターに、四葉のクローバーが彫られた水晶やカットのアメジスト、オルゴナイトのビーズを選び、見本のように少しねじれた感じのデザインにしてみます。
軸部分の石には2本のワイヤーを通していきますが、ねじりを入れたいところはそれぞれひとつずつ石を入れ、一度ワイヤーをねじってまとめてから、また2本一緒にして次の石を入れることで、ねじりが穴に隠れてくれるといいます。
最後まで通したら、めがね留めの要領でワイヤーをしっかり巻きつけます。
カンを作る場合はカンと最後の石の間、カンを作らない場合は最後の石とその手前の石の間でしっかりワイヤーを巻きます。
補強と装飾を兼ねて、残ったワイヤーは2つにわけて、石に沿わせるように先端に向けてしっかり巻きつけていきます。
ワイヤーが途中で足りなくなりそうな場合は、石と石の間でいったん巻いてしまい、任意の石の間で新しくワイヤーを巻いて継ぎ足して使います。
石と石の間のワイヤーがどこか1ヶ所だけ巻かれすぎていないようにバランスを見て継ぎ足す場所を考えましょう。
特に先端の石と軸の最初の石の間がぐらぐらしてしまうと、そこで折れてしまうこともあるため、特に気をつけて補強してみてください。
あまったワイヤーで渦巻の装飾を加えていくと華やかになりますよ。
浄化して仕上げ!
最後に講師の方がセージを焚いてくださり、できあがったワンドをスマッジング。
「煙はどこに行くのかちゃんと知っていますから、ワンドを動かさなくても大丈夫ですよ」
煙の上にタテ向きにかざし、時々上下をひっくり返すだけでよいのだそうです。
基本のやり方を学べば、ご自分の手持ちの石でいろいろアレンジしたワンドを作ることができますよ。
作ってみたい、という方はコチラからお問い合わせを!
ただし現状2024年2月上旬以降はしばらく開催できないとのこと。
その後は対面ではなくオンラインでの対応になるそうですので、気になる方は早めにご相談くださいね。