【注意】占い求人にも通じる! 話し方に気をつけないとお客さまは去ってゆく!

一生懸命鑑定をしているつもりなのに、なかなかお客さまに伝わらない、何か怒らせてしまったのか、といったお悩みのある占い師さんも多いようです。
少なくとも「嫌われない話し方」をすることで、マイナスの印象は避けられると思われます。
占い関連の求人に応募すると、電話での面接や実技試験があったりしますが、その際にもマイナスの印象を持たれないように工夫することが突破のコツと言われています。

基本的なことかもしれませんが…

お客さまは少なからずお悩みをかかえて占いをしにきています。
そのお悩みは大きい、小さいにかかわらず、その方にとってつらいもの、苦しいものであります。
もしかすると、占い師側からすると何でそんな程度で、と感じるようなものかもしれません。

しかし経験値が少ない若い方や、挫折を知らずに順調にきた方からしてみれば、ささいなことでもつまづきの原因になってしまうのです。
まずそこをしっかりおさえ、

どのあたりでおかしなことになったのか
どの部分に引っかかりを感じたのか

というターニングポイントを明らかにしましょう。
また

なぜおかしい(悪い)と感じるのか
どういう状況ならOKだと思うのか

という境目もはっきりさせておくとベターです。
どことなく、何でこんなこと相談にくるんだよ、というような雰囲気が含まれたりすることのないよう、つとめて中立の立場での会話を心がけていきましょう。

お客さまを第一に!!

対面であっても電話であっても、そこにはお客さまの「生きた声」が存在します。
決して軽んじることのないよう、しっかり耳をかたむけてください。

よくあがってしまってお客さまに対して上手に話せない、とお悩みの占い師さんがいますが、たとえたどたどしくともお客さまのために親身になっている、一生懸命話をきこうとしている、という態度は必ず伝わります。
流暢にしゃべれないからといって落胆する必要はありません。

まずは「お客さまありき」です。
お客さまのためを思って誠実にきちんと話をきくことに意識の重きを置いていきましょう。
最終的にお客さまに笑顔になっていただくことが大切です。
そのために占い師側は何ができるのか、を毎回考えてみていただきたいのです。

お客さまのバックボーンには…

最近は自己評価が低い、自己肯定感がないお客さまが増えています
まわりは誰も自分のことなどわかってくれない、自分だけが孤立している、といったお気持ちを持っている方が少なくありません。
少なくとも目の前の占い師だけは、お客さまを受け止め、理解しようとしてあげましょう
ただし無理にほめたりする必要はありません。
これまでのがんばりや忍耐強さを認めてあげるところからスタートしてあげればよいのです。
ただ話をきくだけきいて終わりにしてしまわないよう注意が必要です。

否定しないことが大前提!

お客さまの言い分を否定しないことも大切な要素です。
中にはお客さまが話しているのに、でもそういうのどうかと思う、とか、だってそんなの普通でしょう、というような、占い師の主観が全面に押し出されたような展開になってしまうことも。
これではお客さまは自分の言い分が全否定されたように感じるでしょう。

仮にお客さまの言い分が子供じみた話であったとしても、なるほどこういう考え方もあるんだな、と大きくとらえてみることです。
占い師側からすると当たり前のことでも、経験がない人には当たり前ではないかもしれません。
そこで先ほどの「なぜそこが問題と感じるのか」をお客さまのお話の中からあぶり出していくことが必要になってきます。

また特に女性のお客さまの場合、具体的なアドバイスよりも共感に重きをおいてもらいたい傾向が強いそう。
男性の占い師さんは注意が必要ですね。
もちろん最終的には解決に向けて占いをしていくのですけれども、その過程で間違えないようにしたいものです。

占い師はどんな姿勢でいればよいのか

そして何よりも笑顔でやさしく包むようにお話することも忘れてはならない要素。
断定的な強い口調ではなく、お客さまをねぎらいながら認め、受け止めていく
その後、やんわりとお客さまに鑑定結果を出すくらいのゆとりがほしいところです。

「言いづらいのですが、~というようなやり方もありますよ」

とワンクッション置いた表現も効果的。
また話をきいている時に、無意識のうちに体を揺らしたりする占い師さんがいます。
何やら興味がないように見えてしまいますから気をつけてください。

意識しながらメモをとり、お悩みを整理して

顔が見えない電話占いの場合、なかなか声だけで判断しづらい部分もあるかもしれませんが、こういったことを意識しながらお客さまと向き合うようにしてみるだけで、少しずつ変わっていけます。
お客さまのお話をよく聞きながらメモをとるようにしてみましょう。
それにより話も整理しやすく、鑑定をする際の占的(占う目的、的をしぼった質問)も、どういうポイントから結果を出すのかまとまりやすくなりますよ。