【お客さま素朴なギモン】女子校出身で男性が怖いんですが

鑑定中にふとお客さまから寄せられる「素朴なギモン」にフォーカスするシリーズ。
「急に言われても…」とあわてることなく、転ばぬ先の杖的に知っておいて欲しいお話をご紹介していきます。

Q. 幼稚園から大学まで女子ばかりの環境だったので、社会人になってから男性が怖くて仕方ありません。
女性だけの会社というのはほとんどないし、どうすれば克服できるでしょうか?

男性に不慣れなので怖いと感じる?

高校までは女子校で大学から共学になった方、エスカレーターからの女子大卒で社会人になって初めて先生や父親以外の男性と接触する方、さまざまなパターンがありますが、男性慣れしていなくて男性が怖い、と考える方がいるようです。
どういうことに気をつけていけばよいでしょうか。

小学校までは共学だったがそれ以降は女子校、という方と幼稚園から大学まで女子校だった、という方では多少違いがあるようですが、共通するのは男性とどう接していいかわからない、男性が怖い、というような印象です。
男性であれ女性であれ、結局のところ同じ「人間」でありますから、そこまで身構える必要はないのかもしれません。
しかしながらどうしても緊張してしまってうまく話せないと悩む方は少なくないようです。

怖い人とそうでない人がいる

女性同士であってもいい人と悪い人(という印象)があるように、当然男性にも同じようなものがあります。
つまり怖い人とそうでない人がいるのです。
まずはおしゃべりのひとつもできなければ、どういうタイプの人であるのか推し量ることができません。
もちろん最初から一対一でしゃべる、というのはハードルが高いと感じるでしょう。
それなら男女混成のグループでわいわいするところからスタートしてみてはいかがですか。

女子校出身の場合、まわりには男性の先生はいるものの少数派なので、どうしても女子勢力が強く、女同士でつるんでしまう傾向をずっと引きずってしまうといいます。
そのため男性に媚びることがかえってないので、男性側からすると興味をひかれてしまうことがあるよう。
どうしても「女子校」に対するイメージ(清楚だとかお嬢さま気質だとかいったもの)がひとり歩きしていて、男性側がそれを鵜呑みにしている場合、興味本位で近づく男性はいます。
ですが、そういう邪な男性はちょっと話せばわかりますし、グループで会話していれば誰かがたしなめてくれる可能性もありますからさほど怖がる必要はありません。

伝えぎきから怖いと思い込む!?

女子校の場合、彼氏さんがいるケースは他校の生徒さんになりますから、恋バナの類は「伝えぎき」が多いそうです。
そのため話をききながら「男性ってこういうもの」というのを知っていく傾向があります。
すなわちまわりにあまりいい恋愛をしていない方が多かった場合、当然男性に対するイメージは悪くなってしまうわけです。
これが「男性が怖い」と感じる最大の理由なのではないでしょうか。

しかしながら男性側からも「男なんて浮気しても平気でいるんでしょ、といきなり言われ傷ついた」という意見があり、男性も人によりいろいろいな人がいる、ということを知っておいていただきたいものです。
占い関連の求人に応募した際の実技試験では、こういったシチュエーションは少ないようですが、男性とどう話していいかわからない、という相談は出て来る可能性があるので気をつけてください。

頭ごなしに怒鳴る人が怖い?

一方で「こんなこともわからないのか!」「学校で何を勉強してきたんだ!」などといきなり怒鳴り散らす男性がいて、それがすっかりトラウマになってしまった、という意見もありました。
これも相手がどういう人間か、というのをしっかりリサーチしていれば普通起こる可能性のないことですが、しばしば誰に対しても頭ごなしにワッと言ってしまう人はいるのです。
そういう場合女性側が悪いわけではありませんので、必要以上に気にしなくてOK。
逆に「そんな人も世の中にはいる」と心得て、当たりさわりのないような距離感で仕事をし続ける人もいます。

女子校経験者の多くが「男性とのつきあい方は慣れである」と言っていますが、だからといってなかなか同じようにできませんよ、と感じる方もいるのです。
そういう時には、必要以上にガマンすることなく、自分に合う環境へとシフトすることも大切。
ガマンをし続けても長い目で見るといいことはないのです。
むしろガマンをし続けることで、さらに嫌気がさしてくるものです。
それならば症状が軽いうちに手を打つ方がベターであるといえるでしょう。

究極!? 男子校出身者とつるんでみる

逆に男子校経験者の方とつきあってみる、という意見もありました。
お互い同性だけの環境同士だったということで、ざっくばらんに話せるということなのでしょう。
同性だけの環境でもこんなに違うところがあるんだね、と盛り上がることもあるとか。
しかしながらそれでもお互い何を話していいかわからずに、当初は沈黙の時間が長くなる傾向にあるそう。
そういう部分も加味すると、やはり最初のうちはグループで行動するのが無難なようです。
グループ内で少し打ち解けて話ができるようになったら、個別で動けるよう時間をかけていきましょう。
焦ってしまうのが一番いけません。
これまで男性とやりとりする期間が共学経験者と比べて少ないことは明らかであり、その分遅れをとってはいますが飛び級でもするような勢いでがんばる必要はありません。
まわりに合わせなくてよいのです。
ご自分の人生ですから、ペース配分はご自身のもの。
自分が納得のいくスピード感で、自分に合う男性を選びやりとりを重ねていきましょう。