断捨離 賛成派 VS 反対派~反対派の言い分~

世の中断捨離がブームのようになってきていますが、断捨離によって運気がよくなった、よけいなものを買わなくなった、とプラスの評価をする人がいる一方、バカバカしい、やる意味がない、といったマイナスの評価をする人がいるようです。
さて断捨離はした方がいいのか否か?

そもそも断捨離とは

そもそも断捨離の本来の意味とは、

「断」= 入ってくる不要なモノを断つ
「捨」= 不要なモノを捨てる
「離」= モノへの執着から離れる

ということで、必要なものを見つめなおしていきましょう、よけいなものを増やさず身軽になりましょう、ということなんですね。
前回は賛成派の意見についてご紹介いたしました。

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今の部屋の状態は心の中の投影というご意見もあるようですが、反対派の方はどんなお考えをお持ちなのでしょう。

反対派の意見1: やるのに時間がかかる

フルタイムで仕事をして、子育てもあるのに断捨離の時間などとりようがない、というご意見。

断捨離は気合を入れてやらないとすすまないので、まとまった時間が必要だけれども、だからといって休日にやる気は起きないそうです。
またごみの種類によっては曜日が決まっているため、家の中にゴミ袋が増えていくのも正直ジャマである、というお話もありました。

反対派の意見2: かえって散らかってしまう

いるものといらないものの分類をするためには、それなりのスペースが必要であり、区分けしていると結局最初よりも部屋が散らかってしまう、というご意見です。

夜になっても片づかないと寝る場所がないじゃないか! と家族で言い合いになってしまうとのこと。
それならまとめて捨ててしまえばいいじゃないか、と誰かが言い出すと、何のための仕分けだったんだとケンカに発展するので、もうやらなくていいじゃないかという結論に落ち着いた、というのです。

反対派の意見3: ゴミ処理にお金がかかる

こわれた家電をそのままにしていたとか、こわれてはいないけど使用頻度の低い自転車とかを処分しようとしても、そんなに新品じゃないものはフリマアプリでも売れないから、結局粗大ゴミとかで出すしかない、でもそれってお金かかりますよね? というご意見です。

お金かかるぐらいだったらこのまま置いておいて、欲しいって人が出てきたらその時譲ったらいいような気がするし、このままにしています、というご指摘も。

反対派の意見4: 何だか追い立てられているように感じる

断捨離のコラムや本も見たことがあるが、行間に「いらないものを捨てる、どうしてこんなかんたんなことができないのか」「断捨離していかないと、そのうち大変なことになりますよ」というような、やや上からな目線を感じる、というご意見です。

本人はやろうと努力しているのに、いざやってみたら時間も場所もくうし、大変だなと感じて疲れてしまい、少し手を休めるとしばらくやらない日が続く、強制感をいだきつつも、実際はやろうしているのにできない、できないから落ち込む、の繰り返しになってしまって、いつしかやることそのものが怖くなったりイヤになったりして挫折してしまう、という体験談も。

断捨離は楽しいという人がいるけど、こっちは追い立てられているように感じるので全然楽しくない、という方もいらっしゃいました。

反対派の意見5: そんなにカンタンに捨てられるなんて愛着がないとしか思えない

断捨離の番組を見ていて、大事にしていたぬいぐるみなどをガンガン捨てていて、大事といっておきながら、カンタンに捨てていくのが違和感にしか思えませんでした、というご意見がありました。

ネジが1本なくなっていて電源が入らないなら、大事に使っていても捨てないといけないのかもしれませんが、そんなに汚れた感じもしないし使用感も感じられないものをどうしてすんなり捨てることができるのか!? どうにも理解できない、というお声もきかれました。

賛成派の意見も反対派の意見も、それぞれ一理あるな、というものですが、断捨離のとらえ方を少し変えてみると、反対派の意見の方の見方も動いてくるかもしれませんね。