Q. 時々どうも苦手なタイプのお客さまがきます。
他のお客さまには恵まれているので、鑑定場所を変えたくありません。
何か対策はありませんか?
波動が下がると苦手な人が来る!?
同じ周波数同士が引き合う、とよく言われますが、波動が下がっているとこういう人は苦手だな、と感じる人がお客さまとして来るケースがあります。
苦手なお客さまだからといって断ることも難しい、しかしできることならリピーターにはなってほしくないな、と思いながら鑑定が終わりホッとした、などという話は珍しくもないようですが…。
そんな時に「悪縁を絶つ」という言い伝えのあるアイテムをご紹介しましょう。
見た目は大変地味ですが…
一見すると大変地味めな見た目。
しかし見た目とはうらはらに、さまざまな伝承を持つこのアイテムは「デザートローズ(砂漠のバラ)」と呼ばれるもの。
確かに見た感じはバラの花のように見えます。
花弁が何層にも折り重なっているように見え、どういう構造なんだろう? といろんな角度から見つめてみたくなります。
一見するとパワーストーンのような感じではありませんが「バラの花の形をした石」と認識されているようです。
そして「砂漠のバラ」の和名からもわかるように、世界中の砂漠から発見されるのだとか。
そのため鉱物の種類による名称ではないのだそうです。
業界の方におうかがいしたところ、地底から染み出してきた水がまわりのミネラル分を溶かし形成した石だということです。
砂漠の砂でできたバラ、何とも不思議なにおいがいたしますね。
あの人気ストーン・セレナイトと親戚!?
主に硫酸カルシウムである石膏が主成分のジプサム(セレナイト)・ローズと呼ばれるものがよく知られていますが、赤褐色や黄褐色のものもあるのだそう。
このジプサムは世界中で多く産出されていますが、含まれている成分により色が変わるのです。
ヒーラーさんたちに人気のセレナイトは無色透明なタイプですね。
この変種がデザートローズ。
とても元が同じとは思えません。
パワーストーンや宝石などの硬さを示すモース硬度(ダイヤモンドが最高硬度の10)において、このデザートローズは2くらいだといいますから、モース硬度が3のフローライト(蛍石)よりもさらにやわらかいということになります。
もっとも砂漠でできているのですからわからなくはありませんが、ここまで硬度が低いとなると加工は大変難しいと言わざるを得ません。
ジュエリーを扱う方や、パワーストーンを使う占い師さんにおたずねしても、ほとんどの方が部屋に置いておくのが一番いいかもしれない、とお答えになるほどです。
自然の神秘のチカラで生まれた!?
確かに何もしなくてもこのような美しい花の姿をしているのですから、手を加える必要もなさそうです。
ちなみになぜこういう形になるかはまだ解明されていないのだとか。
自然の神秘のなせるワザ、といえばそれまでかもしれませんが、こういった奇跡的な姿ゆえに「願いを叶える石」という伝承もあるといいます。
その他、愛や知性の象徴であるとか、夢を叶えるところから資格試験や受験のお守りに使われるとか、インスピレーションが授けられるとか、多種多様な言い伝えを持つそうです。
願いを叶える、という意味ではネガティブな方面にも力を発揮するそうで、たとえば悪習慣を何とかしたい、離婚したい、悪縁を絶ちたいという願いのサポートも期待できるというのですね。
つまり自分にとって不要な人(モノ)を遠ざけてくれるということでもあります。
今の自分から生まれ変わりたい人にも!
人間関係の断捨離も時には必要であり、特に次のステップに進む時には、いろんなものを手放し、新しいものを得るスペースを作っておかなければなりません。
どんなに今まで長くつるんできた友人であっても今後のステップに障害となる人や、悪いやつだとわかっていてもつながりを絶つことができない弱い己との絶縁にも期待が持てそうです。
これまでの自分から生まれ変わりたい、と願うなら、このデザートローズを自分の目につきやすい場所(デスク上の視界に入るところなど)、玄関、窓ぎわなど気の出入りがありそうなところに置いてみましょう。
常に意識することが重要なようです。
先ほども申し上げたように、非常に割れやすく繊細なものですので、取り扱いは慎重に。
なお湿気と乾燥に弱いということですから、浄化をする場合は水を使わないように気をつけましょう。
月光浴やクリスタルチューナーなどの浄化がおすすめとのことです。
イヤな相手と会わなければならない時は、これを手にとって守ってくれるようお願いしてみてはいかがですか。
戻ってきたらまた浄化をお忘れなく。