独学で占い師になるには?プロを目指す方向けのおすすめの勉強方法

プロの占い師になりたいと思っていても、勉強のやり方がわからず悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。一人きりで勉強を続けるうちに、「そもそも独学で占い師になれるの?」「プロに直接教えてもらわないと無理?」と不安になる方もいるはずです。

 

今回は、独学でも実力派の占い師になれるのか、独学のメリット・デメリット、注意点などを解説します。効果的な勉強方法についても紹介するので、占い師志望の方はぜひ参考にしてください。

 

 

独学でも占い師になれる?

結論からいうと独学でも努力次第で、プロの占い師になることが可能です。占術の知識については、インターネットや本である程度まで学べます。

 

家族や友人など身近な方を占ううちに、占い師という職業に興味を持つ方も少なくありません。最初は趣味程度の知識量でも、独学で専門知識を得てから、プロの占い師になる方もいます。

 

ただし、独学以外にも、占いのスクールに通ったり、弟子入りをしてプロに直接教えてもらったりするのも有効な方法です。独学の道を選ぶ前に、ほかの方法との違いを理解しておきましょう。

 

初心者の場合は、独学で学ぼうとしても、一人で問題点を解決できないことがあります。勉強で行き詰まったときに、一緒に学べる仲間、疑問を解決してくれる師匠がいると安心です。

 

 

現役占い師の声

雑誌の占い欄で興味を持って、タロットカードを買う方も多いです。身近な人から喜ばれることで、「もっと多くの方に喜んでほしい」「誰かの役に立ちたい」と感じるようになります。

 

 

占い師になるのに特別な資格は必要ない

そもそも、占い師の資格自体が存在しないため、「占い師」と名乗るだけで誰でも占い師になれます。ちなみに、「占い師の認定資格」を謳う独自の協会も存在しますが、人気の占い師になれるのか、占い師として十分に稼げるのかというのは別問題です。

 

なお、占い師になるために霊感は必須ではありません。「占いを学問である」と言う声もありますが、霊感は学問ではないことを理解しておきましょう。

 

ただし、鑑定をするにあたって、占いの知識は必須です。実力派の占い師は、相談内容に合わせて多数の占術を扱う方がほとんどです。

 

 

独学で占い師を目指すメリット・デメリット

ここでは、占いの勉強を独学で行なうメリット・デメリットを紹介します。

 

メリット

  • 自分のペースで学ぶことができる
  • 学習にかかるコストを節約できる
  • 将来的に自分の流派を名乗ることができる

 

仕事が忙しくて占いのスクールに通えない方、隙間時間でコツコツと勉強を進めたい方には、独学のほうがメリットは大きいでしょう。

 

授業を聞くよりテキストを自分で読んだりするほうが頭に入りやすい、というタイプの方も、自分のペースで学べる独学のほうが楽かもしれません。

 

デメリット

  • わからないことを質問する相手がおらず、体系的に学ぶのが難しい
  • 師匠や仲間の支えがなく、挫折しやすい

 

占い師としてデビューしたい時期が決まっているなら、独学以外の方法のほうがスムーズかもしれません。スクールの先生やプロの占い師に直接教えてもらうほうが、疑問点をすぐに解消できます。

 

 

独学で占いを勉強する際の注意点

占いを独学で勉強する場合、占い関係の人脈を得られません。そのため、占いの知識を十分に身に付けたあと、自力で仕事先を見つける必要があるでしょう。

さらに、専門用語がわからないとき、意味を理解できないときにも、誰かに相談することはできません。一人でモチベーションをコントロールし、コツコツと勉強を続ける根気が必要です。

 

現役占い師の声

独学の場合は、自分で起業するという手もありますが……。自分で調べても答えが見つからず、先に進めなくなることもあるでしょう。

 

 

独学で占い師になりたい!効果的な勉強方法

独学で占い師の勉強をするなら、十分な勉強時間を作ること、知識を自分のものにできるように集中して取り組むことが大切です。ここでは独学での勉強方法と、覚えておきたいポイントを紹介します。

 

インターネットで占いの知識を学ぶ

まずはインターネット検索で、占術の種類や占い方について調べてみましょう。特に、学びたい占術が決まっていない方は、どのような選択肢があるのか、ひと通りチェックしておきたいところです。

 

最初は気にならなかった占術でも、学び始めた途端におもしろさに気が付いて、一気にのめり込むこともあります。

 

ライバルを減らしたいなら、あえてニッチなジャンルの占術を狙うのも一つの方法です。人気の占術で直球勝負をするのか、知名度の低い占術で専門性を高めるのか、よく考えて選びましょう。

 

インターネット上には、数多くのオンライン講座が開講されています。Zoomを使うタイプ、DVDで学べるタイプなど形式はさまざまです。講座を何度も見返せるものなら、復習しやすく知識が定着しやすいでしょう。

 

YouTubeが数多くアップロードされています。なかでも、現役占い師が投稿している動画が参考になるため、おすすめです。

 

現役占い師の声

現役占い師が投稿する動画は、占いが趣味の方の動画とは視点が異なるそうです。占い動画を探すときには、その占い師の実績なども含めてチェックするとよいでしょう。

 

占いの入門書を読み込む

書店やインターネット通販で、気になる占術の本を購入しましょう。難易度が高すぎると挫折しやすいため、初心者は入門書から始めることをおすすめします。

 

本を購入する際には、できるだけ中身を確認して、自分の知識レベルに合うものを選びたいところです。

 

学ぶ占術が決まっていない方、占い師デビューの初期費用を抑えたい方は、図書館で本を借りるとよいでしょう。

 

現役占い師の声

Amazon「はじめての~」「らくらく~」などのキーワードが入ったものを選ぶとよいでしょう。

 

購入すべき本のレベルで迷ったときは、書店でランダムにページを開いて、その内容を理解できるか、確認してみてください。

ただし、書店によっては占い系の本が置いていなかったり、種類が少なかったりします。なるべく品ぞろえの豊富な書店で比較検討するのがおすすめです。

 

身近な人を練習で占ってみる

独学である程度まで勉強したら、練習として身近な人を占ってみましょう。

 

このとき、ただ鑑定結果を伝えて終わりにするのではなく、フィードバックまでもらうことが重要です。占いの結果がどの程度まで当たっていたのか、アドバイスを受けてどう感じたのか、といった点を確認します。

フィードバックを受けて分析と改善を繰り返すことで、占いの精度が高まり、信頼できる占い師に一歩近づけるでしょう。

 

現役占い師の声

家族や友人であれば、忌憚のないフィードバックが期待できます。鑑定後にどうなったのか、数週間後、数ヵ月後に聞いてみるとよいでしょう。

 

 

まとめ

独学でも占い師にはなれますが、プロとして活躍するには相応の努力が必要です。独学には向き不向きがあるため、今回紹介したメリット・デメリットを確認したうえで、独学で学ぶべきか検討しましょう。

 

独学で学ぶことを決めたら、オンライン講座を受けたり、占いの入門書を読み込んだりして、占い師になる準備を進めていきます。身近な人に鑑定の練習をさせてもらいながら、占いの感覚をつかんでいきましょう。