何度も占いのオーディションに落ちてしまう。
占いの仕事がしたくて、メールやチャットなどいろいろとがんばったけど、お客さまに恵まれない。
まわりから占いの仕事を反対されてつらい。
そのうちメンタルがガクッと落ちて何も手につかなくなる…
そんなどん底からはい上がり、未来に向かっていける方法についてさぐっていきます。
つまづいてしまうと誰しもがっくりくるが…
特にこれまであまり挫折らしい挫折をしてこなかった、順風満帆な人生を送ってきた人ほど、一度つまづくとなかなか立ち直れないものです。
そのたびに「あの頃はよかったのに…」など、昔を思い出してしまうこともあるでしょう。
たとえば普通の会社の面接にはすんなり通るのに、占いのオーディションに落ち続けていると「会社員の頃はよかったなあ。やっぱり占いは向いていなくて会社員の方がいいのかなあ」と感じてしまったりします。
そして会社員で楽しくやっていた頃のことを次々と思い出し、
会社員=楽しい
占い=楽しくない
に変化してしまって、そもそも占いの世界に行こうとしていたことが薄らいでしまうわけですね。
占い業界に行く、と決めたらつらぬこう
しかし占いの仕事をしたい! と強く思ったゆえにオーディションを受ける、という行動を起こしたわけですから、ここは少し自分に厳しく考えてみましょう。
もちろん会社員をやりながら占いを副業でしたい、という場合、待機時間の短さによりオーディションに落ちている可能性もゼロではありません。
今占いの仕事をするべきじゃないよ、という意味で落とされている、という高次からのメッセージの可能性もありますが、まずは過去のよかった時期を振り返る習慣をやめてみてください。
「過去」が足を引っ張っている!?
ちなみに生きているのは「今」でありますので、意識して過去を振り返らないかぎり、過去は存在しないのだ、という考え方があります。
つまり過去を振り返るのをやめ、頭の中から過去を消し去ると「過去を忘れている」という状態になるのだそう。
要は過去にきっちりけじめをつけて、心の中・頭の中を整理すると、過去への執着がなくなり、振り返る習慣もフェードアウトしていくとのことです。
心のどこかで「会社員して仕事をするのはいいことだけど、占い師として仕事するのは認められない」などと考えていないでしょうか?
どうか占い師として活躍してもいい、とご自分に許可を出してあげてください。
また会社員時代がんばった自分があるから今がある、という考え方をする人は、過去の実績の方が重要になっているので、過去を振り返りやすい傾向があるということです。
そうなると「会社員時代は華やかに輝いていたよね、でも今は…」となってしまうのです。
一方「今この瞬間」にフォーカスし、そこから未来につながっていく、という考え方をしている人は、過去に振り返ることがほとんどないといいます。
「意識を向けているのが何か」が非常に重要であることがおわかりいただけると思います。
不安とも戦わなければならない!
がんばってがんばって、それでも結果が出なかった、というケースの場合には、「今後もこれでいいのか」「どうすればいいのだろう」という不安もどんどん増していってしまいますよね。
今が一番つらい、夜明けのこない夜はないという歌もある、だからこれからきっと上がっていくんだろう、と思ってみたり。
しかしつらい時期を経験した人は、次につまづいた時には「あの頃よりはマシ」ととらえることができるようになっているとのこと。
どん底からあがっていくことができる、というのはあながちウソではないようです。
次回は乗り切る方法について考えていきます。