はじめましての1枚とは

新しくカードを購入した後、最初に引くカードはそのカードの個性が出るなどとよくききます。
ブログなどで「はじめましての1枚」ということで、紹介されている方も多いようです。
やる人もやらない人もいますが、気になっている方も多いのではないでしょうか。

自分のところに来てくれた理由
自分がこのカードを使うことで何が得られるか
自分に対する第一印象
どんな時に使うカードなのか、得意なものは何か

など、最初に引くカードに対する質問はいろいろあるようです。
ちなみにピンとこない時はもう少し詳しく教えてください、と追加で引いてみるとよいですね。

少ない枚数では読むのが難しい?

1枚だけで読む、というのは初心者にはなかなかハードルが高いかもしれません。
特にタロットの場合、1枚のカードにいろいろなモチーフや宗教的な要素などが盛り込まれているので、とっつきにくいという部分がどうしても出てきてしまいます。
心配な方はオラクルカードで練習してみるとよいかもしれないですね。

オラクルカードの場合、基本的にはポジティブなメッセージのものが多いですし、これからカードを使っていくにあたって前向きな気持ちにもなりやすいものです。
これがタロットで、最初の1枚が吊られた男だったり死(神)だったりすると、もうそれだけでへこんでしまうという方もいるほど。

エンジェルタロットのように、タロットだけれどもやさしい雰囲気で作られたものならまた違うのかもしれませんが、タロットではじめましての1枚を引く時は気をつけた方がよいでしょう。

最初の1枚が逆位置の場合は?

はじめましての1枚が逆位置(採用している場合)であることも、やる側からするともやもやするようです。
逆位置は正位置のニュアンスにちょっと足りない、あるいは少し過剰である、というような雰囲気になりますから、そこを踏まえて読み取るとよいでしょう。
もしくは「こんなふうにしないで」という警告であるという考え方もあります。
逆位置が出たことにも意味がある、ととらえましょう。

確かに逆位置が出ることであまりいい内容に感じないものもあるかもしれません。
気持ちとして沈んでいたり、前向きになれていない時、自己肯定感がダウンしている時にカードを引いてしまうと、引き寄せの法則的なものもあるのか、逆位置を引きやすいと指摘する方もいらっしゃいます。

どうしても気になる、という場合は一度浄化してみましょう。
これでリセットされた、と自分でも認め、少しそのカードをしまっておくとよいのだそう。
それから改めて心機一転、再チャレンジしてみるのです。

1枚引きの練習にはどんな意味がある?

特にタロットはどんな結果が出たとしてもそれを受け入れる覚悟が必要であると言われます。
あまりよくない結果だったとしても、お客さまに伝えなければならない時があるからです。

どうやわらかい表現を使えば、同じ内容をうまく伝えられるか?
傷つけずに同じ表現を言い換えるには?

これを自分に対して行うような感じになりますので、練習と思いチャレンジしてみませんか。

ただ引くだけではなく…

その後は毎日今日はどんな日になるか、気をつけた方がよいことは、など1枚で読む練習を重ね、記録していくことをおすすめします。

当然「いい日」ばかりではないはずですから、その「よくない日」についてどういう言い回しをするのか
本を読みながらでもよいので、繰り返し練習をしてみましょう。