今からでも目指せる! 占い師というお仕事
占い師というと何か特別な職業のように思われます。
人の気持ちが手にとるようにわかる人…
霊感がないといけない…
いろんな知識がないとなれない職業…
しかし、実は頭で堅苦しく考えすぎて結局何もできない、という方がいらっしゃいます。
占い師を目指すなら、まずは「やってみる」ことが大切なのです。
占い師になりたい、と思った時が実ははじめ時。
思い立ったが吉日という言葉もあるように、吉日まで待たずに即行動しましょう、ということですね。
とはいえ、実力がよくわからなくて不安…
プロの占い師として独立開業したり、どこかの占いのサイトに所属するとなると、当然それなりのレベルが要求されます。
占いは好きだけど、そこまでじゃない…という方は、とにかく場数を踏むことに集中してみましょう。
毎日カードを引いてみる、というのでもいいですし、今週の運勢として日曜など決まった曜日に内容を書き出しておき、次の週までに実際起こったことと照らし合わせて、どうだったか検証してみる、というようなことをしている方もいます。
「こういう読み方をすればあたっていたかも」というような気づきが得られるそうです。
潜在意識に興味がある人は、枕元にノートを置いておき、見た夢を朝記録し、その後の生活とどうかかわりがあるか検証したりするそう。
夢全部が記録できなくても、特に印象に残った色やモチーフ、セリフだけでもいいとのことです。
業界の先輩たちはこんなことをしていた!
業界の方に占い師になりたての頃についてお話をうかがうと、やはり上記のようなことをしていたという方もいましたし、SNSを使った無料100人鑑定をしていた、という方もいました。
鑑定結果をSNSにアップすること、鑑定の感想をいただけることを条件に、無料で100人鑑定する、というものです。
そしてこの100人は「のべ」ではない人数。
つまり100回違う人を鑑定するという試みだそう。
途中でリピート希望してきた人は有料鑑定で対応、という形にシフトしていくということでした。
そして100人の鑑定が終了後は有料の鑑定に完全に切り替えていく形をとるそうです。
中には無料だから来る、という人もいます。
そのため有料に切り替えたとたんに、鑑定依頼が減るのではないか、という漠然とした不安をいだきやすい傾向はあります。
しかし占いをしてもらいたい人と占いたい人は、どちらも少なからず存在するわけなのですから、そのバランスが極端にくずれない限り、まったく人がこないことは考えられません。
もちろん時期などにより、多い少ないのムラはあるかもしれません。
占い師(タマゴさんも含め)が副業狙いで少しずつ増えてきているようなので、多少客のとりあい感が出てくるのは仕方のないことです。
目立つにはどうしたらいいの?
ではその中でどうやって目立つのか、生き残っていくのか、という話ですが、やはり1日でも早くスタートし、ひとりでも多くの方を鑑定していくことです。
「何があっても1日1人絶対何らかの形で鑑定する」と決めている人と「人がいたら鑑定してもいいけど、こなかったらやらない」というスタンスの人では、長い目で見ても差がつくのは明らかですね。
「あれ、この人最近よく見かけるな」となるのも、コツコツと活動してこそなのです。
活動しなければ、それだけ人の目にふれる機会もなくなってしまいます。
お金をいただく以上、プロとして質のいい鑑定を、という殊勝な考えは素晴らしいですが、それだけに固執しすぎてしまってもいけません。
つたない鑑定でも心配無用!
実は「え、この程度でやってるんですか」というようなコメントが、口コミサイトで大量に並んでいる占い師さんもいるほど。
「まったく的外れのことばかり言ってきた」
「何が言いたいやらさっぱりわからなかった」
「同じことばかり言って時間を引き伸ばされた」
「○○占いの××先生の方がはるかに的確なアドバイスだった」
など、けっこうそのサイトでは名前が通っていて、鑑定料も高い先生なのに、意外と評判がよくなかった例も。
そんな有名な先生でさえ、あまりお客さまの役に立つ鑑定ができていないのだったら、多少荒削りであっても、お客さまのために一生懸命鑑定しようとする方が好印象ではないですか?
すでに100人鑑定し、最初の頃よりも格段に自信がついてきているはず。
お客さまへの「伝え方」や「寄り添い力」を意識しながら続けていきましょう。
とにかく自信を持って鑑定を!
また占い師サイドに迷いや不安があると、不思議なほどお客さまに伝わりやすいといわれています。
ですので自分の鑑定には自信をもちましょう。
占いは「当てモノ」ではありません。
その結果をふまえて「どうするのか」が重要で、それをお客さまと一緒に考えていくものです。
しっかり寄り添いつつ、こんなやり方もありますよ、という選択肢を広げてあげられるとなおよいでしょう。
迷っている時間がもったいない!
迷うよりまず行動、これがキーワードです。
実際行動にうつすことができた方は「ウジウジ悩んでいる時間がもったいなかった」とおっしゃっています。
他の人ができているのですから、みなさんにもできます。
自分は他の人とは違うからできるはずがない、などと思い込んだりしないように。
どれだけスローペースであっても、行動がその後に結びつくことは間違いありません。