仏滅の親戚!?
大安や一粒万倍日など、いわゆる「吉日」に注目が集まっていますが、実は不成就日というものもあります。
字のごとく「何も成就しない日」とされています。
何と8日に1度ほどのペースでやってくると言われており、気づかずに過ごしている人も多いかもしれませんが、意外と身近な存在であることに気付かされます。
ちなみによくある仏滅や大安などの「六曜」とはまったく別のものになります。
どう過ごすのがよい?
当然凶の日、ということになるので、おとなしく過ごすのが一番よさそうです。
ふだんがんばり過ぎている人は、不成就日を言い訳に休息の日として外に出ないようにしてもいいかもしれませんね。
ちなみに物事を終わらせることに通じることはしても大丈夫なようで、たとえば法事やお葬式をしたり、契約の終了をするなど、あえてこの日にぶつけるケースもあるそうです。
ただし新しく何かを始めることは避けてください。
当然のことながら結納や入籍などはNG。
何かを始めるということは、ものを買い替えたりすることも含まれるため、財布をおろしたりするにも向きません。
習い事のスタートの日としても避けるべき。
その他婚姻届や出生届などの書類を提出する、新規開店をするなどもよろしくありません。
占いの仕事をしていると、お客さまから開業の日や入籍の日はいつがいいのか、といった相談を受けることも増えてきます。
お日柄がよい日については開運カレンダーなどですぐに調べることはできますが、不成就日がぶつかっていないかは確認した方がよいでしょう。
吉日と不成就日が重なったら?
とにかく縁起がよさそうだなと感じることは、吉日と呼ばれる日を選ぶにこしたことはありません。
参考までに家族やなじみの友人たちと過ごすのは問題がないそうですが、初めて家に人を招く、友達になった人と初めて出かける、という時には不成就日を避けてくださいね。
一方で不成就日だからといって特に気にする必要はない、というご意見もあります。
たとえば吉日と不成就日が重なった時どうすればいいのでしょうか?
吉日は不成就日など吹き飛ばすほどの力を持っているのだから気にしなくてもよい、というご意見があります。
吉日についてはメルマガなどに書いてあることがあるが、不成就日については記載されていないので、存在すら知らなかった、という方もいらっしゃるほどです。
ですので意識するのは吉日だけでもよい、という考えも広まってはいます。
一部では多少不成就日の影響があるだろう、ということで、自分でお日柄を変えることができるのであればリスケに持ち込む、という慎重派の方も見られますね。
ただ年に5~6日しかない「天赦日」に関しては、重なったとしても問題なしと考えている方が多いようです。
逆に一粒万倍日と重なった時にはちょっと気にしてしまう、という方もいらっしゃいます。
最終的には自分が何を支持するか? ということにつきるのかもしれません。
何ごとも気の持ちようかもしれませんが、心配な方は動かないようにするのがよさそうです。
ただ必要以上に気にしすぎてしまうのも問題です。
そもそも行動制限がかかってしまうようなものになってしまいますので、あくまで参考程度にしてみてはいかがでしょうか。
先ほどもご紹介したように、休息にあてるやり方もありますが、むしろ何もしないことがストレスになるということであるなら、近場を散歩するなど気晴らしになる方法を考えた方がよいのでは。
特に気にしない、今後も気にするつもりはない、という方は吉日だけに注目して活用してみてください。