複数のカードを使って占ってみる

左: Moon Magick・スピリットアニマルオラクル(缶入りサイズ)・インディゴエンジェルオラクルカード 右: True North Tarot・花のルーンカード・hosi7ジオマンシー カード

多くの人がやっているらしい「複数のカードを組み合わせて占う」という方法について考えてみましょう。
組み合わせ方としては「同じ種類のカードを複数使う」「違う種類のカードを複数使う」の2通りがあります。

同じ種類のカードを複数使う

まず「同じ種類のカードを複数使う」場合ですが、たとえばオラクルカードを3種類使う、というようなケースです。
オラクルカードの中にはバシッと出すもの、ふんわり出すものなど、カードによりカラーがありますので選びにくいと感じるかもしれませんが、現状どんな立ち位置にいるか、というようなテーマであれば月相のカードがおすすめなのだそうです。
これは月の形によってイメージしやすいからなのだとか。

アドバイス的なものを強めに出していきたい、ということであれば、タロットとの融合タイプとも言われる「GOODタロット」や、同じ作者の「スピリットアニマルオラクル」などが人気のようです。
特に前者はアファーメーション(肯定的な宣言)がメインになっていますから、標語のように常に意識するのがよいようです。

よりお告げ感を出したい、という場合は神さま・女神系のカードを使ったり、天使の中でも上位になる大天使のカードなどはいかがでしょう。
大天使の中でも、人気のある存在ですとその大天使だけのカードがあったりもしますね。
癒やしに主眼を置きたいなら大天使ラファエルを選ぶ、というように、自分が知りたいことに強そうな存在を選んでみてください。

違う種類のカードを複数使う

一方「違う種類のカードを複数使う」という場合には、組み合わせがさらにいろいろと楽しめます。
タロットとルーン、それにオラクルカードという組み合わせでもいいですし、より現実的なものがほしいのならジオマンシー(土占い)と組み合わせてみるとよいでしょう。

より複雑な内容を扱いたいという場合なら、最近流行のアストロダイスがカード化したものを混ぜるのがおすすめ。
占星術の知識が多少必要にはなりますが、タロットなどと同じような雰囲気で読み解いていくことができるため、慣れるとバツグンの精度を誇るのだといいます。

おすすめは3種類を3枚ずつ!

いずれにせよ、3種類くらいのカードで3枚ずつ引いてみるのが使いやすいのではないでしょうか。
左が過去・真ん中が現在・右が未来とすると、左から順に追っていけばいいのでわかりやすいですね。
ちなみにアストロダイスのカード化したものをお使いになる時は、惑星・星座・ハウスのカードをバラバラに1枚ずつ引いても、全部混ぜて3枚引いても問題ないそうです。

実際されている方におうかがいしたところ、なぜか不思議なことに3枚ずつ並べてタテに見てみると、何となくでも似たような結果になっていることが多いそうです。
1枚だとピンとこなくても、タテの3枚(たとえば左側のタテ列は全部過去について)をつなげてみると意味が浮かび上がってくるというのですね。

ふだん1枚引きしかしていない、という方でも3枚引きは人気もありますし、コンビネーション・リーディング(複数枚を組み合わせて読む)をしていく上でもチャレンジしやすいものですから、ちょっと気になる内容を深掘りしたいという時にやってみてください。

お相手との恋模様に使ってみると…?

鑑定の現場でも人気があるのが、お相手との恋愛の今後の流れについて、というテーマなのだそう。
つまり過去から現在をへて未来に行くまでにどんな流れの中にいるのかを把握した上で、ではどうするのか? を浮き彫りにするというもの。
現状を理解するのももちろん大切なことですし、過去からの流れで方向性が変わっていることがわかれば、次に打つ手も見えてくるというわけです。

お客さまからはタテ方向にもカードを見てもらい、何を感じるか、気になるところがあるか、指摘してもらいます。
そこからさらにインスピレーションを広げたり、追加でアドバイスカードを出したりして、鑑定内容を発展させていきましょう。