ジオマンシースティックを作ってみよう

人気急上昇中のジオマンシー!

今人気が加熱気味のジオマンシーですが、これまでもさざれ石やダイス、ジオマンシーカードなどを使って占うやり方をご紹介してきました。

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別名「土占い」の名の通り、大地を通した占術は現実的・具体的な日常の問題にピッタリ
とりわけ仕事運や金運に強いとされていますから、占い師をしていく上で身につけておいてソンはありません。
そしてこのジオマンシーを行うにあたり、占術道具としてスティックタイプが存在することが判明。
自作ができるということで、さっそく調査してみましたよ。

自作することでパワーが宿る

こちらのスティックタイプは4本が1セットになっていて、4本をまとめてコロコロと転がし、出てきた目でシンボルを読み解くというシンプルな方法。
さざれ石では4回つまんで出す、を繰り返して1つのシンボルを作りますが、これだと一発でシンボルが出てくるという利点があります。

もちろんジオマンシーカードでも1枚引けばシンボルが出てくる形にはなりますが、より「占いをしている感」がほしい方や、木のぬくもりがお好きだという方にはおすすめ。
魔法道具は作った本人の波動を宿すことで、より一体感が生まれ占いの精度を高めるといわれています。
自分で作ったものをそろえていくと、最強の相棒になるといえるのではないでしょうか。

何の木で作る?

さてまず木をチョイスします。
木なら何でもよいというわけではなく、材料として手に入るのは魔法植物と言われるようなものなどから選ばれることが多いのです。
迷う方は「ケルトの十三樹占い」をもとに探してみるのもいいですし、気になったものを選び出しておき、これでいいかカードやペンデュラムにきいてみる、というやり方も。
在庫状況により、すべての木が選べない可能性の方が高いので、事前にお問い合わせをしておきましょう。

1月(12/23-1/20): カバの木
2月(1/21-2/17): ナナカマド
3月(2/18-3/17): トネリコ
4月(3/18-4/14): ハンノキ
5月(4/15-5/12): ヤナギ
6月(5/13-6/9): サンザシ
7月(6/10-7/7): オーク
8月(7/8-8/4): ヒイラギ
9月(8/5-9/1): ハシバミ
10月(9/2-9/29): ブドウの木
11月(9/30-10/27): キヅタ
12月(10/28-11/24): アシ
13月(11/25-12/22): ギンバイカ

実際にはヒーリングならシラカバ、人気の魔法植物トネリコ、愛の木のリンゴなどがよく選ばれているようですね。

合わせる石を選ぶ

次に合わせる石を選びましょう。
石は全部で12コ必要になります。
サイズ的には6ミリないし8ミリの丸玉が好ましいとされているようです。

埋める石はお好きなものを選んでもよいですし、気になっているものを先ほどのようにカードやペンデュラムを使ってしぼりこんでもOK。
破邪の力をこめたいのであればモリオンやスモーキークォーツ迷ったら万能選手の水晶などはいかがでしょう。
金運に強いということでルチルクォーツを選ばれる方も。
愛の石としてローズクォーツやルビーを合わせたケースもあるそうです。
ペンデュラムを使われる場合は、手のひらに木と使いたい石を一緒にのせてこの組み合わせはありかなしかを判定してもよいかもしれません。

木にシンボルを入れ込んでいく

木と石が決まったら、次にシンボルを示す部分をナイフで削っていきます。

削りたりなくても削りすぎてもいけません。
節がある場合は、あえてそこを残すのか、節をくいきりなどで削り取ってから整えるのか、このあたりも個性が出るところです。
上下ひっくり返しながら半分ずつ削っていくとよいようですね。

1本の木に対して2ヶ所(任意の1ヶ所とその反対側)を削っていきます。
よりなめらかにしたい場合は、この削ったところにまっすぐやすりを当て整えていきましょう。

この2ヶ所削ったうちの片方には石を2コ、もう片方には石を1コ埋める形になります。
ただしインスピレーションで、削らずにそのまま石を埋め込み、お作りになられた方もいらっしゃいます。

ですので削ることがマストではありません。
お好みで選んでみましょう。

好みの場所にシンボルを入れていく

なお石を埋め込む場合は特に、木の固さが関係してくるので注意が必要です。
魔法植物として人気のトネリコなどは、特に木が固いためみなさん彫りの部分で苦労されるのだとか。

石を埋め込みたいところに石をあて、印をつけて彫刻刀で削り取っていきます。
この時に内側に向けて彫ってしまうと石が入らなくなってしまいますので、丸刀を垂直に入れ深さをとるようにするのがベターです。

おおむね半分くらい(丸玉にある、テグスやワイヤーを通す穴が隠れるくらい)は木に埋まる深さを目指して彫りすすめていきます。
石を使わず焼きごてや電熱ペンを使う場合、星などお好みのマークをひとつまたはふたつ、同様に好みの場所に入れていきましょう。

石を選んだ方はしっかり接着!

石埋めを選んだ方は、埋め込み場所が彫り上がったら、接着剤を穴につまようじなどで入れ、上から石をセットしていきます。
この時接着剤が少なすぎると石がはずれやすくなりますし、多すぎるとはみ出して仕上がりに影響が出ます。

接着剤は一液タイプのもの、エポキシ系の二液タイプのものどちらでもかまいません。
しかしながら二液タイプの場合、固まるのに時間がかかるため、ワークショップなどでは一液タイプが好まれるようです。
一液タイプのものはクッションの役割を果たすためか、いわゆるデコ電などでも人気。
コニシ社の「ウルトラ多用途SU」セメダイン社の「スーパーX」のシリーズなどが人気になっているようですね。
混ぜるのが手間だと感じる方は一液タイプをチョイスしましょう。
二液タイプもセメダイン社の「ハイスーパー30」が選ばれているとか。
石がしっかり接着できれば完成となります。

なおスティックを転がす時には下にランチョンマットなどのように少し厚みのあるものを敷いて行うとよいようです。
厚手のタロットクロスなどでもOK。
ぜひお気に入りを制作してみてくださいね。

こちらのワークショップは不定期開催のため次回は未定ですが、SNSなどで発表があるかもしれません。
心待ちにいたしましょう!