現役占い師が実際に使用しているジオマンシーカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はチョコレート・ジオマンシーカードを取り上げます。
人気の土占いがカード化!
アラビア発祥の「土占い」であるジオマンシーですが、これまでさまざまな方法で活用されてきました。
古くは土に棒で点を書いたり、はたまた紙とペンで同様に点を打ったり、さざれ石をつまんだり、ダイスを転がしたり、タロットなどで代用したり…。
ちなみにジオマンシーについてはこれまでも紹介してきました。
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要するにシンボルを出すにあたっては、偶数か奇数かがわかればよかったので、道具としては何であってもよかったのです。
しかしひとつのシンボルを出すためには4回同じことをしなければなりませんでした。
色違いのダイスを4つ同時に振ることができれば1回ですみますが、それ以外の方法では4回繰り返さないとシンボルが完成しなかったのです。
それがカードを1枚引くだけでシンボルが登場する形にした、という実に画期的なものです。
作者はPrincesa Reina KIYOさん。
これまでもルノルマンカードをはじめ、素敵なカードを制作されていますが、どれも人気でなかなか手に入りにくいそうです。
気になるサイズ感は?
カードの大きさは約9センチ×約6.4センチとトランプぐらいの大きさになっています。
カード裏面はおしゃれな板チョコ柄になっており、正逆の区別がつかない仕様ですが、一般的にジオマンシーカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。
どんなカード?
カードは32枚入りで、通常ジオマンシーは16シンボルですから1パックに2デッキ入りということですね。
こちらは箱ではなくプラケースに入っていて、解説書は入っていませんが、キーワードが記載された、ジオマンシーカードと同じ大きさのカードが封入されています。
チョコミントカラーとカップケーキカラーに分かれていますので、好きなカラーを使うもよし、混ぜて使うもよしで自由度は高めです。
さざれ石をつまんだりするのは、対面占いの場では見栄えもするのでおすすめなのですが、時間に追われて鑑定をする電話占い・チャット占いの鑑定士さんは、少しでも早くシンボルが出せた方が好ましいですよね。
そのような現場でもジオマンシーカードは非常に重宝されているようです。
またジオマンシーを教える先生によっては、4デッキ使用する場合があるそうで、その場合は2パックの購入が必要になりますね。
カードでジオマンシーを学ぶ際にはご注意ください。
ハートの枠の中にはクラッシュしたチョコの上にハート型のチョコでシンボルが描かれ、その下に英字表記のシンボル名と星座のマークがあります。
背景がベージュ系のチョコのため、ハート型のチョコと色は違えどやや見づらいというご意見があります。
またカードに英字表記でしか書かれていないこともあり、初心者の方は一瞬何のカードかがすぐに出てこない、といったお話も聞こえてきています。
他のジオマンシーカードでは、日本語での表記がされているものもありますので、最初のうちはそちらを使われた方がよいかもしれません。
かわいいけれど入手しづらくなっているのが難点!
カードは比較的なめらかでシャッフルはしやすい仕様。
大きさとしても女性が手にしやすいサイズ感になっていますから、カフェなどで鑑定される場合でも使いやすいでしょう。
シンボルがひととおりわかっている方であれば、タロットなどと同じようにスプレッドで複数枚のカードを出して楽しむこともできます。
ぜひ実占用としてガンガン使って目立ってみませんか。
カード占いに慣れている人は、こちらのカードタイプの方がもともとのやり方よりもすんなり入ることができるようです。
タロットやルノルマンと同じような感覚で展開したとしても、シンボルがシンプルなだけに慣れないとリーディングが難しいと感じる方もいるようですが、特に金運や仕事など現実的な問題において絶大な的中率を誇ると言われるジオマンシー、ぜひとも習得しておきたいもの。
ちなみにこちらのカードは現在大変人気になっており、限られたところでしか入手できなくなっているようなのでご注意願います。
モチーフを見てリーディングは直感的に、カードから受けるイメージでわかるものもありますから、その感覚を大切にしてみてください。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
仮にカードから受けるイメージと、解説カードの内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感を大切にしてみてくださいね。
少ない枚数ながら、なかなかしっかりした回答を出してくれると評判のジオマンシー。
これから使ってみようかな、とお考えの方はご検討ください。
