【占い1年生】人目を気にする必要なんてありません

多くの”占いを仕事にしたい”人からのリクエストにお応えしてスタートした「占い1年生」シリーズ。
今回はその中より、占い師に対するネガティブな思いについてご紹介してまいります。

占い師はイメージがよくない!?

占い業界に対し、まだまだネガティブな目で見る人が残念ながらいます。
しかしながらそれでも占いのよさ、楽しさを信じて、占いを続けている人もいらっしゃるのです。

すでに何度も申し上げていますが、まずは自分がどうしたいか、ということが一番大切ですし、ご自身が楽しい、おもしろい、と感じて生きていくことをおすすめ。

人に対してどうこういう人は、結局その人の価値観で判断しているに過ぎません。
たとえば本に価値を見出していない人は、毎月大量に本を買い込む人を「ムダづかいしている」と感じるかもしれませんし、甘いものが苦手な人は、スイーツバイキングに行く人の気がしれない、と思うでしょう。
ですが当の本人が楽しそうにしていたら、仮にそう思っていたとしても「まあいいか」という気持ちになるのではないでしょうか。

なぜ人の目が気になる?

ところでなぜ人の目が気になるのでしょうか?
人のことはどうでもよく、自分のしたいようにやっている人がいる一方で、自分のしたいことをなかなかやらなかったり、逆にこそこそやっていたりする方も…。
なぜそのようなことをするのでしょうか?
自分はこれがやりたいんだ! と、誇りを持って堂々とすればいいのではないでしょうか?

人の目が気になる、という方は、まわりから見て自分が「評価されることをしている」「正しいことをしている」「正当だと思われたい」というようなお気持ちがあるようです。
つまり「ちゃんとしているって言って! 」「まっとうだって思って! 」というような心持ち。

裏を返せば「批判しないで! 」「そんなことやめろとか言わないで! 」というような心情も隠れていそうですね。
だからこそ「占いなんてつまらないことやって! 」みたいなことを言われると「何でわかってくれないのぉ」と返したりするわけです。

占いをしている私のことを「いい」って言って!

要するにこんなお気持ちでいるからこそ、いいか悪いか判断する人間も出てくるのではないのか、という業界の先輩からのご意見もあります。
もっと深く考えてみるなら「『いい』って言ってほしい」ということは「自分がイマイチ」「まだまだダメ」というお気持ちが隠れているから。
だからこそ外からの評価を求めてしまうのです。
占い関連の求人に応募しようと思ってはいるものの、まわりが占いに対して否定的だからこそ躊躇してしまう、という方は、こういったバックボーンも頭に入れておきましょう。

「占い師になりたい」なら貫こう

繰り返しになりますが、自分がどうしたいのか、が何よりも大事です。
自分が占いを続けたい、占いの楽しさを知ってもらいたい、占いで未来が切り開けるということを多くの人に伝えたい、というような信条があるならば、それを全面に押し出していただきたいのです。

「その占いイイね! 」と言ってくれる人に対しては、占いをしている私を「いい」って評価してくれ、などという気持ちにはならないものです。
外からの評価ではなく、内側、つまり自分の評価に注目してみてください。

仮に今は無理とかできないと感じているとしましょう。
ですが、誰しも最初から何でもできるわけではありません。
まわりから何をやっているんだ、と言われたとしても、まずはやりたいことに手をつけてみましょう。

もし万が一うまくいかなかったとしても、やり方を変えたり、誰かに教えを乞うたり、時期を見て再挑戦したりすることで道が開けることもあります。
たとえば西洋占星術がどうもしっくりこないと感じ、無理して学び続けず手相に移行してみたところ、案外スルスルと入っていった、ということもあるわけです。

自分が自分を信じていればそれでよし!

そして何より、他人は見放すかもしれませんが、ご自身がご自身を見放すことはないのだといいます。
他人がそんなの無理でしょう、と言ってきても、自分にはできる、と信じることが一番。
「そんなの無理」と言ってくる他人は、できると信じていないから言ってくるわけです。
あるいは自分がやったこともないし、無理だと思っているから、他の人も無理だと「思い込んでいる」のかもしれませんね。

「何、それに挑戦したいの? いいですねえ、あなたならきっとできますよ。できるに違いないと思いますから、存分にやっちゃってください! 」

そういう風に言ってくれる人がまわりにいなくても、自分自身がそう感じていればOKです。

人に何と言われようと、自分は自分の信じた道を行くことです。
占いでやっていく、と決めたのなら、何があっても占いで身を立てることはできるのだ、と信じてやってみてください。