インスピレーションを磨くオラクルカードの使い方~色からモチーフへ~

美しい絵柄や前向きなメッセージで人気のあるオラクルカード。
実際の鑑定現場でも、鑑定のシメの1枚としてオラクルカードがよく使われています。
占い関連の求人で行われる実技試験でも、同様に最後の1枚として使えるようにしておくといいでしょう。

ただ残念ながら付属している冊子ではなかなかうまく使いこなせない、とお考えの方もいらっしゃいます。
実はインスピレーションを磨くのにとても役立つのです。
これから占い師の仕事をしてみたい、とお考えならぜひチャレンジを。

前回の記事はこちらです。

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カードのモチーフに注目!

色で慣れてきたら今度は描かれているモチーフに対し同じようにしてみましょう

モチーフが笑っている感じがするなら、ほがらか、明るい、気持ちがほっこりする
不安そうに見えるのであれば、悲しげ、何を考えているのだろう、かわいそう

このようにどんどん連想できるイメージを増やしていくのです。
そこにカードに描かれたメッセージをプラスしていくと、だんだんカードが自分に何を言おうとしているのかがわかりやすくなるそうです。
仮にメッセージの内容が前向きな内容なのに、絵柄全体が暗いイメージであったなら、そんな時でも前向きになることはできますよ、と読むことができるのです。

まだちょっと難しいなと感じる方は、書かれているメッセージをあまり意識せず、絵柄を見てどんなイメージを持つか考えてみてください。
「楽しそう」「何だかつまらない」「気持ちが沈んでいる時になんでまたこんな暗いカード引いちゃったんだろう」などひとことふたことでかまいません。
何度も繰り返しているうちにいろんなイメージが出てくるようになるのです。

描かれているものだけにとらわれない

何が描いてあるのだろう、とかメッセージは何だろう、という意識はとりあえず捨てて、何が自分にまっすぐきているのかだけを気にするようにします。
もちろん付属の冊子は見なくてかまいません。
何をどう感じたか、はどこかにメモなどするようにして、後から冊子を見返します。

自分のイメージとは違う内容が書かれていることもあるかもしれませんが、カードから受ける印象は書かれているメッセージだけにとどまりません
たとえば初対面の人に会った時、目を見る人、服装を見る人、言葉遣いを意識する人など、観点がみなさん違うはずです。
人がカードに変わっただけにすぎません。
誰だれさんはここがいいと言っていたけど、何でなんだろう、何も感じない、おかしいのかな、などと気にする必要もないのです。

まずは自分の直感を信じましょう。
そして毎日1枚ずつカードを引いているうちに、同じカードが何度も出てくるようなら、かなり強い意味合いがあります。
「今このことをしっかり意識しなさい」という高次からのご信託であるといえます。
その週、その月のテーマという考え方もできるでしょう。

きちんと記録を残しておく

余裕のある方はノートに、出たカード・自分が感じたこと・書かれているメッセージ・引いた日(またはその翌日)に起こったことを日記のように書いてみてください。
続けていくうちに、カードが何を言おうとしていたのかがつかめてくることでしょう。
毎日やるのが難しいという場合は、毎週何曜日に引くと決めて、1週間どんな感じだったかをまとめて書いてもかまいませんし、月末に引いて次の1ヶ月どんなだったか振り返る形でもOK。

しだいに「ああ、このことの警告としてこのカードが出ていたんだな」などがわかるようになります。
慣れてきたらオラクルカードではなく、タロットなどでもできるようになりますから、リーディングの幅も広がっていくことでしょう。