一時期話題になった「不動明王のご真言」をご紹介!
昔からおまじないの類は流行しては消えていきましたが、いわゆる「呪文」や「真言」と呼ばれるものは別格扱いであるのか、古くから残っているものがたくさんあるようです。
言霊(ことだま) = 言葉に宿る霊を意識して、よい言葉を積極的に使うことで、現実になりやすいと信じていた大昔の人々。
そのためつつしむべきことは口にしてはならないとさえ言われてきました。
こういった「呪文」「真言」が今でも残っていることを考えると、それ相応の効果があり積極的に使うべきである、という証ではないかとも考えられます。
そもそもこういった「呪文」「真言」の類を口にするということは、自分にはこういう目的があって唱えているんだぞ! という力強いアファーメーション(宣言)につながるのでしょう。
明確な目的を強く持ち、その思いを言葉にのせることでさらに叶いやすくなるのではないかと考えられます。
ここがブレてしまうと、なかなか叶わずにもやもやすることもあるかもしれません。
今回ご紹介するのは不動明王のご真言という説もある「ウンテントーボーエータート」というものです。
不動明王って?
さて不動明王とはどんな存在でしょう。
元はインド神話における三大神のおひとり「シヴァ神」の別名と言われています。
梵名のアチャラナータとは「動かない(=不動の)守護神」という意味なのだとか。
空海により日本に紹介されたと言われていますが、対日如来の化身という説もあるそう。
ところで「如来」といいますと、非常にやさしく穏やかなお顔をイメージされると思われます。
しかしご存知のように不動明王は険しいお顔つきでも知られていますね。
どうやら優しさだけでは通用しない人々の救済のため、あえてあのような形相をされているのだとか。
本来はとても慈悲深い仏さまなのだとききます。
慈悲深さゆえに、力ずくで救おうとしているのだそう。
迷いの世界から煩悩を断ち切ってくださる存在です。
北極星とセットで効果倍増!?
この「ウンテントーボーエータート」ですが、災い転じて福となる、というような意味あいで、北極星に願いながら唱えると効果的であるということです。
どうやら北極星神界のパワーに波長をあわせることができるらしいとのこと。
北極星にいらっしゃるというタイロスという神さまは全宇宙の叡智を持っていると言われているので、真剣に祈れば祈るほど必ず真心は通じる、願いは叶うと言われているのです。
ちなみに災いが転じたのか? 実際受験生の方でこの呪文を唱え続けたところ、模試ではD判定とE判定ばかりだったのに、かなり名前の通った大学に合格できたというお話があったほど。
中には始まりの「ウンテン」が「運転」に通じることから、交通安全祈願として運転の前に必ず唱えてからでかけます、という方もおられました。
某有名女優さんもこの呪文をご存知で、テレビでも紹介していたというのですから、かなり効果がありそうです。
強い確信を持って唱えよう!
今占いの仕事が停滞している、いいお客さまに恵まれないなど、迷ったり悩んだりしている占い師さんは、この「ウンテントーボーエータート」を唱えてみるといいかもしれません。
災いが完全に転じないこともあるかもしれませんが、その災いが少し軽くなったり、無難に過ぎ去ればよいと思いませんか?
また事前に唱えておくことで予防効果も期待できそうです。
大切なのは「確信」することなのだといいます。
現状がどんなにお先真っ暗な状態であったとしても、ここを乗り越えようと必死で毎日がんばっていけば、必ずいい方向に運が開けてくるものです。
ほんの少しであっても、後押しがあったらうれしいものですよね。
「この先必ずこうなる! だから○○をしてがんばる! 必ずやれる!! 」というような確信を持っていれば、人間でも後押ししたくなるでしょう。
「もしかしたらこんな風になってしまうかも…」というような不安や恐怖心で目的意識をブラさないように気をつけましょう。
半信半疑で唱えてしまうと効果がありません。
強い確信を持ち、一生懸命に唱えれば大きなエネルギーとなって宇宙に到達することでしょう。