自分の人生は自分で責任を持つ、ということを改めて意識しよう

人生他人まかせにしていないか?

鑑定の現場でお話をうかがっていると、自分の人生にかかわってくるにもかかわらず、他人まかせの方が多い印象です。

彼氏がプロポーズしてくれないから…
上司が文句ばかり言うから…
親がうるさいから…

というような感じですね。
つまり、

彼氏がプロポーズしてくれたら「結婚する」
上司が文句を言わないなら「転職を辞めてとどまってもいい」
親がうるさくないなら「一緒に暮らす」

というように、自分以外の「誰か」が「何かしてくれれば」自分はこういう方向に進む、という、どこか他人しだいなところがぬぐえません。

もちろんこれは占い師側にもいえることです。

オーディションに通らないから…
お客さまがこないから…
分給があがらないから…

というように、他が動いたらどうこう、というような物言いをしていないでしょうか?

確かに状況によっては、待ちの姿勢をとり情勢を見極めることも大事です。
ですがそればかりでは不十分といえるでしょう。
そう都合よく他人が動いてくれるわけではないからです。

まずは自分から動いてみる!

こうしたい、と考えるなら自分でまずは動くということ。
先の例でいうならば、上司や同僚がどうあれ今の職場が気に入らないのであれば「飛び出す準備」をしてもよいわけです。
過去記事も参考にしてください。

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ですが一方で先ほどのような「辞めるといったら引き止められるかも」「引き止められるなら残ってもいいか」というような思いがあったりもします。
ただこれまた「他人しだい」な話になってしまっていますね。
そして結果的に「引き止めの可能性」を大きく受け止めて転職の準備を一切せずそのまま…というケースが少なくありません。

占い師の場合も同じことがいえるでしょう。
一生懸命がんばっているのにお客さまがなかなか来ない、という場合は、メインの鑑定場所を変えることも視野に入れていくのです。
占いの業者に登録している場合、専任のマネージャーやコンシェルジュのような立場の人がいるなら、そういった方に相談することもひとつの方法です。
それでも自分が納得する回答が得られるとは限りません。
その場合、新たなプラットフォームを模索したり、SNSでの発信頻度を増やして知名度を上げる努力をしたりといった「自分でできる何か」が必ずあります

仮に経験不足が原因としても…

もちろん占い師側の経験不足などにより、お客さまから信頼されていない可能性もあるかもしれません。
ただそういった部分は勉強会でブラッシュアップしたり、新たなお師匠さんについたりすることで解消し得ることです。
あるいはお客さまのニーズと占い師側の提供する占いがアンマッチであるのかもしれません。
お客さまは恋愛のことを相談したいのに、仕事に強い占い師しかいなければ、お客さまは他に行ってしまうことでしょう。
このあたりもまずは「自分でリサーチ」する必要があります。

とにかく自分の人生の責任は自分でとりましょう
お客さまにもやんわりとそういうものですよ、というお話をしてさしあげてください。
自分が本気で幸せになります、という覚悟を決めて生きていく、くらいの心意気があるとなおよいです。

たとえ道のりが紆余曲折状態であったとしても、結果として幸せになる、という前提を目指しましょう。
仮にこの先さらなる問題が発生する可能性があるとしても、実際に起こっていないことを今から心配してもはじまりません

相手がこうしてくれたらなあ、は本日で卒業しましょう。
これからは自分はこうなります、が現実になるように精進していくことが大切です。