【占い1年生】何がその人の人生に影響を与えるのか?

多くの”占いを仕事にしたい”人からのリクエストにお応えしてスタートした「占い1年生」シリーズ。
今回はその中より、人生に影響を与えるものについてご紹介してまいります。

悩みのもととはいったい何なのか

お客さまは悩みをかかえ占い師のもとを訪れるわけですが、いったい何が影響しているのでしょうか?

もちろんこれは占い師側にもあてはまることではありますが、多くの場合「今の環境」「今の人間関係」が一因であると考えられます。

「朱に交われば赤くなる」という言葉があるように、一緒にいる人の影響を日々受け続けることで変わることがあります。
逆にいえばつきあう人間が変われば、また変化が出てくるということでもあります。
だからこそ業界では「こうありたい、と思う人の近くにいなさい」と言われます。
そういう方々とおつきあいしていくことで、自身もそういう方面に引っ張られていくからです。

一方で、これまでに家族や近しい友人、学校の先生などから受けた影響も関係してきます。
特に親兄弟から受けた影響は大きく、大人になってからも何かと顔を出してくることでしょう。
そして肉親だからということで、簡単に断ち切ることがなかなか難しく、いつまでも親の顔色をうかがってしまい自分らしくいられない、というお悩みも減らないようです。

業界の中では「大切なのは現在。過去はもう変えることはできないし、今がしっかりしていないと未来に影響を及ぼす。だからこそ今を大切に生きましょう」という考え方があります。
だからこそ「今」の状態をしっかり押さえておいていただきたいのです。
占いの仕事をする上でも頭のすみに入れておいてください。

占い師・お客さまそれぞれのまわりにいる人は?

ご自身の近くにいる方をよく見てみてください。
幸せそうにしていますか?
楽しさが伝わってきますか?
もし、今ご自身のまわりに「不幸感あふれる人たち」「いつも愚痴や悪口ばかりの人たち」「何をしてもうまくいかないとぼやいている人たち」ばかりであるとしたら、まずそこから離れるようにしてください。

かかわりを持っている人たちの影響を受けるとするなら、こういう人たちの影響を受けてしまえば、お客さまにもそれは伝わってしまうのです。
「この先生との鑑定は何かイヤだな」
と思われることだけは避けたいところです。
お客さまのご相談をきいていて、こういったタイプの登場人物が出てきていないかにも注目です。

影響を受けるのならプラスのものにしましょう。

新婚で幸せいっぱいの人。
仕事で認められて昇進し、やる気いっぱいの人。

そういう方の中にいれば、自分もそういう方向に引っ張られていきます。
自分も結婚が決まったり、月間ランキング1位の占い師になれるかもしれません。
お客さまの笑顔だって増えていくでしょう。

占い師として成功できない、の裏には…

心のどこかで占い師として成功できない、というような気持ちを持っていると、無意識のうちに成功していない占い師など、成功しなくても済むようなつながりを選ぶようになるのだといいます。
仮に今成功していなかったとしても、切磋琢磨している人や、試行錯誤しながらも成功への足がかりをつかもうとしている人たちとつながる方がマシ。

そういう方々は「今そんなにがんばりすぎなくてもいいよ (= 緩急が大切だから)」というニュアンスなので、オンオフのバランスをとりながら、自分のやりたい方向性を信じてやっていくイメージです。

しかし占い師として成功できない、というマインドを持っている場合、同じ「今そんなにがんばりすぎなくてもいいよ」が「どうせがんばったところでうまくいくわけないんだから」というところに着地してしまうのです。
当然こうなると「うまくいかない」状態を引き寄せ続けます。
そのうち疲れて占いをすることすらやめてしまうそう。
これではせっかく占い師になろうとがんばってきたことが水の泡になってしまいます。
これから占い関連の求人に応募する時、選考の過程で実技試験が行われますが、このやりとりでも応募者のマインドが見られていると考えてください。
「こんなネガティブな考え方の占い師さんはうちではいらない」と思われてしまったら大変です。

すでに占い師として成功している人とつながる!

占い師として成功する、というのは、一般的な会社員が年功序列で自然に昇進していくのとはまったく違います。
報酬も業務委託契約になるため、毎月決まった収入になるわけではありません。
しかし占い師として成功するために、これまでのことを総括するなら、すでに占い師として成功している人のそばに行って、つながりを求めていくことが最良。

「うまくいくわけない」と心の底で感じたとしても、それを振り切って成功している人と自らの意思でつながることを選ぶ
「いつか自分が同じ土俵に立てたら」「自分も占い師としてそこそこ知名度をあげたら」などと考えることなく「今」「すぐにでも」そういった方とつながるようにするのです。

「いつかこういう占い師になったら」という日はまずこないと考えてください。
「いつか着るかもしれない」と断捨離できない洋服と同じと心得ましょう。