ただにこやかにしているだけではダメだった! 困難に直面した時の対応方法

お客さまに恵まれなくても笑顔で…

お客さまに恵まれないと感じる時や、がんばっているのにうまくいかないお客さまの鑑定をする時、つらい状況がいつまでも続くわけではない、感謝して日々過ごせば大丈夫、と思ってお話されている方は多いでしょう。
笑う門には福来たるという言葉もあるように、いつも笑顔でお客さまをお迎えしている、どんなお客さまであっても感謝の気持ちを忘れない、という占い師の鑑のような方もおられます。

ですがそのように努力をしていても、あまり目立った効果がないように感じる、むしろイヤなことが立て続けに起こることもある、ということで、ため息ばかりついてしまうという方もいらっしゃるのです。
さて、いったいこれはどういうことなのでしょう。

以前お金さんに好かれるためのヒントについてお話しました。

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このようにお金さんと向き合う時のマインドを変えることにより、状況が好転していくことがすでにわかっています。
しかしそこを直しても、まだ占い師として安定して稼ぐことができない、ひどいお客さまばかり来る、という場合、他にどんな原因があるというのでしょう?

ネガティブなことが起こると笑顔が消える!?

どうも多くの方は、ネガティブなケースにぶつかるととたんに表情が曇ってしまうようです。
逆にラッキーなことがあると急にえびす顔に。
しかし業界の先輩方は「そうではない。反対なんです」とおっしゃいます。
いいことがあったから笑顔になるのではなく、笑顔でいるからいいことが起こるのだ、というのですね。

またがんばっているのに悪いこと、イヤなことが起こり続けるのは、それだけそれまでの行いや言動がよくなかったから、だと先輩方は続けます。

「要するにね、イヤなことが起こると『イヤだなー』って反応して、それに対する感謝なんてしないでしょ。ずーっと『やだやだやだやだ』『何でこんなことになるのよ』って目の前の問題しか見ませんよね。そんなことをずっと続けていたら、どんなに笑顔とか感謝とかがんばってみたって、この『やだやだ』と相殺されるだけになっちゃうわけ。だから今、すぐにでも変えていかないと相殺期間が長くなるだけで大損します」

とのこと。

つまり今がんばっているのに好転しないのはこの「相殺期間」に入ってしまっている可能性が高いということなのですね。
この「相殺期間」が終了したら、プラスに転じて結果が出るのでしょうが、それとは別に今起こっている悪いこと、イヤなことに対する対応も見られている、というご意見もあります。

たとえば占いの求人に応募するも、毎回書類で落とされているような場合、何かの拍子に「また落とすんでしょどうせ」というようなマインドが面接の時にひょっこり顔を出す可能性があるということです。
これを面接官が察してしまえば、この先生は何かあるとお客さまに対して対応を変えるかもしれないな、と感じて落とされてしまうことになりかねません。

この程度でよかったと考える

これまでどんなに一生懸命、笑顔をたやさずありがたがって活動してきたとしても、結果が出ずに

何だよ! 笑顔一生懸命作ったって何も変わらないじゃないか!
感謝しろって言ったって、ケガしてまで感謝しろとか無理でしょう?

というような事態になったらどうですか?
また不平不満を並べ立てて、以前のようにぼやきまくったりしないでしょうか?

現状に対してどんな気持ちをさらけ出すのか?
どんな言葉で表現するのか?

これがまたその先の未来に影響を及ぼすというのです。
ですから今何が起こっていたとしても、そこに惑わされてはなりません
どうか笑顔と感謝を忘れない人でいてほしいものです。
過去記事も参考にしてください。

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もちろん誰しも聖人君子ではありませんから、何ごともポジティブにとらえる、笑顔をたやさない、といったことが難しいと感じることもあるでしょう。
ですが、今できる範囲でせいいっぱいやっていくことで何かが変わってくることでしょう。
何か起こっても「まあこの程度ですんだのだからよしとしましょう」の精神でいたいものですね。