手持ちのブレスレットが切れたり、何となくしていて違和感がある時、そのブレスレットを変えるタイミングと思い、相談に来る方が多いようです。
鑑定中にふとお客さまから寄せられる「素朴なギモン」にフォーカスするシリーズ。「急に言われても…」とあわてることなく、転ばぬ先の杖的に知っておいて欲しいお話をご紹介していきます。 Q. パワーストーンのブレスレットをつけているお客さま[…]
Q. 気に入っていたはずなのに、なぜかパワーストーンをつけたくないと感じることがあります。どうしてなんでしょうか? ある日突然「今日はいいや…」 気に入って毎日のようにつけていたパワーストーンのブレスレットやネックレス。寝る時[…]
日本でもパワーストーンのブレスレットは人気がありますが、多くの場合「恋愛にきく組み合わせ」や「金運アップにきく組み合わせ」が選ばれているそう。
「あなたに合った石」が好きな石とは限らない!?
一方でダウジングなどを使い、自分の今のエネルギーに合った石(= 今の自分に必要な石)を使いブレスレットを作る、というワークショップも話題になっています。
ですがこちらでは、金運にきくブレスレットを作りたい、と思っていたのに、金運とはまるでかけ離れた石が選び出されてきて、お客さまが「?」となってしまうこともあるのだとか。
実はその本来叶えたいな、と感じている願いを成就させるために、何かが原因となり叶わなくなっている、だからその原因をゆるめたり解消させることが必要なんですよ、という石からのメッセージである、というお話があるといいます。
結婚の後押しを希望していたのに…
たとえば結婚につなげたいけれども、今のお相手はどうもそんな調子ではないので、結婚への後押しとしてブレスレットがほしい、というケース。
結婚に向けて運を高めたい、という時によく使われるのはアクアマリンやムーンストーンですが、この方はルビーに強い反応があったようです。
ルビーは不屈の闘志を持ち、恋の勝利をも意味する石ですから、どうやら相手から来るのを待つのではなく、自分からいきなさい!! という石からのメッセージだったよう。
「ハートに火をつける石」とも言われているそうですから、気持ちを高めてどんどん前に進みましょうね、ということだったのでしょう。
お客さまは「確かに相手からプロポーズしてほしくておとなしくしていました。それがいけなかったのかもしれません」とお話してくれたとのこと。
その後、このお客さまは「結婚してくれないなら別れる! 」という強い態度でのぞんだ結果、無事お相手から結婚してほしいという言葉を引き出すことができたそうです。
売上をあげたいはずが…
さてお次は金運にきくブレスレットが欲しい、というご要望のお客さま。
家にある使っていないアイテムを、フリマアプリなどで売りお金に変えていきたい、というご希望をお持ちでした。
ではどんなパワーストーンを組み合わせるか、お話をしていくのですが…。
なぜか初めに作りたかったものから離れていきます。
本来は望まれて購入されたはずの品々が、使われないまましまわれていました。
ですがもう使うことはないと思うので、これらを売ってお金に変えたいとおっしゃる。
もしこれが人だったらどうでしょう?
あなたと組んで仕事がしたい、と言って組んだはずなのに、特にその方とは何のコミュニケーションもとらず、意見も求めず、突然「もういい」と言われるようなもの。
言われた相手はどう感じるでしょうか?
相手に対する敬意がまったく感じられませんね。
人とモノとの違いはあれど、敬意をはらっていないのは同じこと。
そして自らに敬意をはらっていないと、他の方にも敬意をはらうことはできないといいます。
そしてこのお客さま、強い反応を示したのは何とローズクォーツ。
つまり「愛の石」です。
とりわけ優しさや思いやり、癒やしの効果が高いとされているので「やさしく包んであたたかい気持ちにさせてくれる」効果があるとされます。
「お客さまはご自身のことを大切にされていますか? いつも犠牲をはらったり、自分がガマンすればどうにかなる、というようなお気持ちをお持ちになっていませんか? ありのままの自分を認めてあげてくださいね。ローズクォーツは恋愛の石のイメージが強いですけれども、実は癒やし効果も高い石ですから、ご自身を癒やすことが必要なのかもしれません。フリマアプリに出品する時、お客さまの愛も一緒に出品する気持ちでされたらいかがですか? 」
お客さまは「もういらないものだから、という感覚で出品していました。だから売れなかったんですね。私が大事にしていたものだから、気に入ってくれた人よろしくね、という気持ちで出してみることにします」と答えたそうです。
もちろんこの方、その後はコンスタントにフリマアプリで商品が売れるようになったのだとか。
隠された部分を紐解いていこう
このように実はつながってはいるけれども、紐解いていくことで、ご自身の核の部分が見えてくるといいます。
そのため目先の願望だけではなく、もう一歩も二歩も深みのあるブレスレットを作ることができる利点があるそう。
今ブレスレットを作り直そうかなと感じている方、これからつけてみようと思っている方は、目先の運アップだけにこだわらずに選んでみるのがよさそうです。
既製品でピンとこない方は、オーダーメイドのブレスレットに挑戦してみましょう。
可能であれば対面で、お話をしながら石を選んでくれる方から購入してみてください。
