自分がどんな占いをしたらいいのかわからない!
今の占術が合ってないみたいなので違うものに変えたい!
そんな占術に迷うみなさんのためのコラムが「占術迷子さんシリーズ」です。
通信講座などでもよく見かける「九星気学」。
新聞の占い欄でも時々見かけるようになりましたが、どんなものなのか見ていきましょう。
中国伝統の歴史ある占い!
九星気学は古代中国から伝わる伝統的な占術のひとつです。
生年月日の九星・干支・五行を組み合わせますが、方位の吉凶を知るのに使われることも少なくありません。
まずは自分の生まれた年から九星のどれにあたるか確認をしてみましょう。
どうやって占うの?
九星気学の場合、立春から翌年の節分(立春の前日)までを1年とします。
年により、太陽の運行上日付がズレることがあるので注意が必要です。
生まれた年によって決まる九星は「本命星」と呼ばれ、本質を司るもっとも大切な星であるとされます。
なお1/1から2/3まで(うるう年の場合は2/4まで)の生まれの人は、前の年の九星が本命星となります。
たとえば1986年1月18日生まれの方の場合、本命星は六白金星ということですね。
昔は九星の早見表のようなものもありましたが、最近では生まれ年を入力すると九星が表示されるネットサービスもあるようで、気軽に調べられるようになりました。
ではそれぞれの特徴をみていきます。
堅実な一白水星(いっぱくすいせい)
柔軟かつ堅実で、生まれながらの努力家といわれます。
感性が鋭くデリケート。
どちらかというと中年期以降に活躍しそうです。
カラー: 乳白色
おすすめの仕事: 水を扱う仕事・飲食関係・水産関係・夜のお仕事・ソフトウェア開発・水泳のコーチ
寛容な二黒土星(じこくどせい)
地味で目立たないところもあるが、寛容で慈愛に満ちた人。
おおらかで面倒見がよいのが特徴。
職人肌の大器晩成タイプ。
カラー: 黒
おすすめの仕事: 農業関連・不動産関連・土建関係・介護・福祉関係・会計士・職人
元気ハツラツ! 三碧木星(さんぺきもくせい)
明るくて元気なのが好印象です。
やる気にみちていてじっとしているのが苦手な人。
若い時から運が向いてくるのだそう。
カラー: 青
おすすめの仕事: 起業家・芸能/レジャー業界・証券関係・パチンコ関係・造園業
社交的な四緑木星(しろくもくせい)
自由な社交家さんのイメージがあります。
人脈も広く、目上の人からの引き立て運もあり。
奉仕することで運が開けるようです。
カラー: 緑
おすすめの仕事: 貿易・商社・エステ関係・人材派遣業界・木材加工関連・芸能関係
パワフルな五黄土星(ごおうどせい)
とにかくパワフルに生きていく人です。
中心的な役割として存在感抜群ですが、集団行動が苦手。
強引すぎないよう注意が必要です。
カラー: 黄色・ゴールド
おすすめの仕事: 政財界・経営のトップポジション・株関係・葬儀関連・個人競技のスポーツ選手
ストイックな六白金星(ろっぱくきんせい)
責任感が強くてストイックなタイプです。
人に頼るのは少し苦手で、協調性に欠ける傾向が。
50~60代とかなり遅めの幸運期がポイント。
カラー: 透明感のある白
おすすめの仕事: 経営者・官公庁・自衛官・裁判官・医師
愛嬌ある七赤金星(しちせききんせい)
愛嬌たっぷりの愛されキャラ。
協調性もあり、誰とでもやっていける強みがあります。
ストレスとも無縁の傾向が。
カラー: 赤
おすすめの仕事: 客室乗務員・弁護士・アナウンサー・メイクアップアーティスト
努力家の八白土星(はっぱくどせい)
努力家で年長者、支援者に恵まれやすいのが特徴。
チャレンジ精神があり、タフなタイプですがマイペース。
運が上向いてくるのは40歳以降のよう。
カラー: 白
おすすめの仕事: 銀行関連・法曹業界・僧侶・心理学関係・警察官
好奇心旺盛な九紫火星(きゅうしかせい)
頭脳明晰で好奇心旺盛、刺激を求めて生きる人です。
熱しやすく冷めやすいのが玉にキズ。
35歳~55歳くらいが幸運に恵まれます。
カラー: 紫
おすすめの仕事: 格闘家・デザイン関係・新聞記者・芸能関係
占い初心者さんにもおすすめな占術!
シンプルで比較的覚えやすいということもあり、初心者さんが初めての命術としてチョイスすることも多いという九星気学。
東洋系の占いを取り入れてみたい、という方にもおすすめです。