【ルノルマンカードレビュー】LENORMAND OF Enchantment

現役占い師が実際に使用しているルノルマンカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はLENORMAND OF Enchantmentを取り上げます。

2022年秋発売の新作カード!

2022年10月発売の新作
外箱のキツネがとてもかしこそうで、しかも目線がどこを見ているのか、とてもミステリアスな雰囲気。
マグネットで留まるしっかりしたタイプの箱を開けると、箱と同じ大きさのぶ厚い解説書が入っています。

各カードの意味だけではなく、他のカードとのコンビネーションについての解説もあるので、翻訳しながらにはなってしまいますが、初心者の方が学ぶにもぴったり。

メーカーはRed Feater
日本ではU.S. Games社Llewelyn社の方が有名になっているようですが、最近こちらで出版された作品が日本にも入ってくるようになってきましたので、一度くらいは名前を見かけたこともあるかもしれませんね。

作者はYasmeen Westwood氏
同氏が手がけた「Tarot of the Enchanted Soul」や「The Tarot of Enchanted Dreams」は、かなり大きめサイズのタロットであるにもかかわらず、アマゾンでも大人気。
今作の色あいも美しく、この2種類のタロットに負けないインパクトがあります。

これだけ美しい絵柄なのに、サイズが小さいのがとても残念、と多くのカードリーダーたちがため息をついていますね。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約6センチ×約9センチとトランプくらいの大きさ
カード裏面は正逆の区別がつく仕様ですが、基本的にルノルマンカードは正逆とりませんので特に問題はありません。

どんなカード?

カードはごく標準的なルノルマンの構成(36枚)
人物カードがひと組しかありませんので、同性同士の相性などを占いたい時は別のカードを使うようにしましょう。

左上部に通し番号、右下部にトランプマーク、センターにモチーフがあり、カード名は左下部に記載があります。
160ページほどの英文解説書が付属していますが、これが非常によくできていると評判で、さほど難解な英語ではないため、がんばれば読み進められるレベルのものとのことです。

それでも英語が苦手な方からすれば、日本語解説が存在しないと翻訳に時間をとられてしまい大変かもしれません。
なお標準的なルノルマンの36枚については、他の解説本などでも詳しく知ることができますので、翻訳が面倒だなと感じる方は参考にしてみてください。

一般的なモチーフだけではなく、脇役? として動物や昆虫たちがしばしば登場するので、動物ものがお好きな方にも人気のあるカード。
サイドはゴージャスなゴールドエッジですので、プレゼントにされる方もいらっしゃるようです。

デザインが秀逸でおすすめ!

まずはモチーフを見てリーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみてください。
どんなものが浮かんできたでしょうか。

カードは比較的厚めでしっかりしており、シャッフルもしやすい、サイズ的にも持ち運びやすく使いやすい、という印象を受けます。
特にカフェなどで鑑定をされる場合、このぐらいのサイズのものがあると重宝するでしょう。
あまり見かけないデザインですので注目度も高そう。

日本語版がないのが大変残念ですが、解説書が160ページという詳しい内容となっているので、翻訳の手間があっても買う価値がある、と評価されています。
翻訳アプリなどをお持ちの方なら手にとってみてはいかがですか。

ちなみに作者のYasmeen Westwood氏のサイトから購入する時に、お願いすると解説書にサインを入れてくれるそうです。
「Would you like it signed? (optional)」の欄に、希望するサイン内容を英語で記載しましょう。
海外直送に抵抗がない方はぜひ依頼してみてくださいね。