【ルノルマンカードレビュー】鳥ルノルマン

現役占い師が実際に使用しているルノルマンカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回は鳥ルノルマンを取り上げます。

人気シリーズの「ルノルマン」

鳥が大好きという作者・NORISANの描いたシリーズ。
他にタロットトランプもあります。
とにかくいろいろな鳥が登場することでおなじみのシリーズではありますが、今回はルノルマンカードということで、伝統的なルノルマンのイメージを変えすぎることなく鳥界? を表現しているようです。

とにかくお客さまの第一声も「かわいい!」がほとんどだそう。
タロットもさることながら、ルノルマンにもムチやヘビなどあまりいいイメージのないカードが存在します。
それでも鳥がメインモチーフになることで、そういったネガティブイメージも多少やわらぐのかもしれません。

カードの上部には鳥かごが描かれているのですが、どうやらこの鳥かごはトランプマークを表しているようです。
各スート(ハート・ダイヤ・クラブ・スペード)ごとに鳥かごの中の羽の種類が違っており、ジャックやキングといった人物カードの場合は鳥が真剣なコスプレ!? でその人物になりきっていますよ。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約7センチ×約10センチとトランプくらいのサイズ感です。
裏面は鳥のエサの画像で正逆の区別がつきにくい仕様ですが、基本的にルノルマンカードは正逆とりませんので特に問題はありません。

どんなカード?

カードはごく標準的なルノルマンの構成(36枚)に紳士・淑女がもうひと組と解説カードなどを含め40枚組
紳士・淑女のカードが2枚ずつ入っていることにより、同性同士の相性も占うことができます。
なお恋愛を占う場合、男女の顔が向き合うようなカード構成が好まれるため、これを意識してカードをチョイスすることもできるようになっていますね。

上部左右、トランプマークを表す鳥かごをはさむように通し番号が入っていますが、カード名がありません。
そのためまだ慣れていない方は付属の解説カードをよく見て覚えていくようにしてください。
全体的に枠がある仕様ではありますが、比較的細身になっていることもあり、さほど絵柄を小さく感じさせません。
ただ多少独自の絵柄もあるので、一瞬「いったいこれは何のカードだっけ? 」となってしまうケースもあるといいます。

心配な方は、既存のルノルマンの解説本なども合わせて使っていくとよいかもしれませんね。
非常にカラフルなカードが多く、中には落ち着いた絵柄もあるのですが、鳥がモチーフだけに躍動感があり、鳥の世界にまぎれこんでしまったような気持ちになります。

解説カードはコンパクトにまとまっているので、辞書的に利用したりもできそう。
またオラクルカードのように、絵柄から何かを感じ取るタイプの方は、新しい解釈をプラスして占っていくこともできるでしょう。

鳥好きな人、楽しいイメージのカードが好きな方に!

まずは直感的に、カードから受けるイメージも大切にしてみてください。
どんなものが浮かんできたでしょうか。

ルノルマンの醍醐味でもあるグランタブローをする時に、このくらいのサイズ感だと狭いスペースでも問題なくできると評価されています。
カフェなどで鑑定をされる方でしたら、このくらいのサイズのものをひとつお持ちになっていると重宝するでしょう。

ある程度年齢が高くなってくると、サイズ的に使いづらいと感じる方もいるようですが、こちらは色味がはっきりしていることもあり、あまりそのようなご意見はきかれません。
可能であれば実店舗でカードのサイズ感などを手にとってお確かめいただく方がよいでしょう。

怖いイメージのカードもやわらいでしまうような、明るい色彩と楽しいイメージのカードは多くの方に支持されています。
ただキツネなど他の動物も全部鳥になっているため、初心者の方はまごつくかもしれません。

少ない枚数ながら、なかなかしっかりした回答を出してくれると評判のルノルマンカード。
これから使ってみようかな、とお考えの方はぜひチェックしてみてください。
コチラで購入できます。