パワーストーンを扱う占い師さんは要注目!
リソマンシー(石占い)をやる人やパワーストーンのアクセサリーを作る人などにおすすめなのがミネラルショーです。
毎年全国各地で開かれており、いわゆるタンブルのようなものからアクセサリーに加工されているもの、置くタイプのものなど、さまざまな店舗などが集結し、ふだんなかなか見られないような石にめぐりあうこともあります。
毎年12月上旬に東京・池袋はサンシャインシティー文化会館ビルにて4日間行われるものが有名かもしれません。
もちろん世界でもミネラルショーは開かれており、海外のミネラルショーで買付したパワーストーンと銘打って販売する業者もあるほど。
参加実績のある業界の方によりますと、運がよければもう閉店するからということで、さばききれなかった在庫ものを格安で出していることがあるそう。
その場合気に入ったブレスレットなどを複数購入しておき、他の石と組み合わせてブレスレットを作り自サイトなどで販売しているとのことです。
最近人気になってきている、ワイヤーラッピングのアクセサリーをお作りになっている方も、ミネラルショーには注目しているといいます。
ネックレスのヘッドにする場合、あまり大きい石にしてしまうと重さが出てしまうため、装飾をほどこしても使う人が長時間つけて首が疲れたりしないように気をつかうとのこと。
そのためこういった場所に出向いて、石を選んで買うという方が少なくありません。
人気のバッキーボール作成にも
実際あちらこちらのブースで、活発に商談している姿を見ることができます。
中には趣味でパワーストーンを集めている人などもいるでしょう。
ですが、業界では「石を使っている人間には穴場の仕入先」と言われているといいます。
引き続き注目を集めている「バッキーボール」の作成には丸玉を90コ使用するため、1本の糸に天然石の丸玉を通した「連」でまとめ買いする方もいるといいます。
玉のミリ数により1連に結ばれている個数が変わりますが、通常1連といった場合37センチ～40センチが多いようです。
作ったものを鑑定場所に置きたい人や、お客さまに作品として提供したい人にはうってつけ。
少し多めに購入しておいて、作品作りにお役立てください。
ネックレスとイヤリング・ピアスのような「セットもの」に仕立てて販売する場合には、石自体の色が極端に違わないように気をつけて選びましょう。
石を使って占う占い師さんもヘビーユーザー
ところで先ほど登場したリソマンシーは、日本ではまだなじみがなく、使っている占い師さんも少ない印象があります。
石占いとも呼ばれますが、簡単に言うとリソマンシー用のマットの上に石を落として占うものです。
占いの求人に応募して、このリソマンシーで実技試験に挑み、現在も占い師として活動中の方におうかがいしたところ、使用する石はおおむねタンブル型と呼ばれるものになりますが、石の種類によりひとつひとつの大きさがずいぶん違っているそう。
石を買い足す場合や、既存の石の一部を新しくしたい場合、今使っているものをまとめて持っていき、現場で大きさを確認する方がベターだといいます。
特にリソマンシーの場合、石が重すぎると手をはなした時に真下に落ちるだけになってしまうので、毎回同じ結果になることもあり得るのだとか。
できるだけ使う石の大きさにも目視で差が出ないように気をつけた方がよいとのことでした。
またリソマンシーの楽しいところは、いろいろな色の石がシートの上で散らばり、何ともいえない美しさが見られること。
ですので、なるべくさまざまなカラーの石を集めていくのがおすすめなのだそうです。
同じピンクでも濃いもの、淡いもの、グラデーションになっているものなどバリエーションがある上、お客さまによってピンクといわれても好みの色合いがありますから、同じ色でも2～3種類そろえておくとよいといいます。
既存のものと見比べながら、似たような色がかぶりすぎないように、大きさが極端に変わらないように、と選んでいくと、選ぶのも難しくなる、というご意見も。
そこがまたおもしろいところでもあり、中には買う色のリストにはなかったけれども、不思議と魅了される石があったので買ってきた、というケースもあるのだそうです。
これもいうなれば一期一会ですので、いいなあと思った石は早めにゲットするのがよいでしょう。
ちなみに先の池袋会場では数フロアにわかれているということなので、時間に余裕を持って出かけることをおすすめします。
気づいたらまだまわっていないフロアがある! とあわててしまった方も。
毎開催あるかどうかは不明ですが、福引コーナーのようなものもあり、天然石が当たることがあるという話です。
入場料は1000円で事前購入制。
予定があいている方は一度のぞきにいってみてはいかがでしょう。
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