Q. 占いを勉強している者です。
これまで友達を占ったことはありますが、今後プロになるに当たり、これではいけないと思い始めました。
手始めにどういうことをしたらよいのですか?
業界の先輩たちは無料鑑定で腕をみがいていた!
なかなかオーディションに通らない、占いの勉強はしたけれど腕をためしたい、そんな方はまず無料鑑定モニターの募集をするとよいかもしれません。
だいたい100人くらい相手を募集されている方が多いようですが、一気にきたらさばけないと思うのであれば、1日◯名さまという形がよいでしょう。
何といっても他人さまを占う練習にはもってこいです。
実際の鑑定の場では他人さまを占うわけですから。
当然表現にも気を配らないといけなくなり、オーディション対策としても有効となり得るでしょう。
これまでセルフリーディングしかしてこなかった、という方も、後々のことを考えれば、他人さまを占う人数が多いにこしたことはありません。
どこでやるのがいいのか?
昔はココナラでも無料鑑定ができたようなのですが、現在はできなくなっているということで、X (旧Twitter)で募集される方が多いそうです。
Xのアカウントがなければインスタでもよいでしょう。
とりわけXは日本人、それも女性の比率が高めであることから、占いを提供する場としては適しているのだといいます。
またリポスト(旧称: リツィート)の機能で一気に拡散される可能性もあるので、早い人では1日2日で100人ぐらいの依頼があるのだそう。
ただXになってから、相互フォローをしていないとDMが送れなくなったそうですので、まず参加表明をコメントしてもらい、そこからフォローしあう形にした方が無難だとのこと。
またこの仕様変更により、Threadsなどの新しいSNSがどんどん生まれていますが、中にはDMの機能がないところもあるそうです。
新規参入する場合、あわせてご注意ください。
フリマアプリでは占い不可のところも!
フリマアプリなどでは評価のしくみがあり、トラブルになると評価を下げられてしまうリスクがあります。
中には占いの提供が禁止されているところもあるので、格安の占いであってもアカウントがとめられてしまうこともあるようです。
その点SNSは安心感がありますが、心配な方はまだ練習中であることや、無料鑑定なので1枚引きのみでやる、など断り書きを入れておくとよいかもしれません。
ちなみに抽選で◯名さま、という形にしておき、問題がありそうな相談内容ははじく、という方もいらっしゃいました。
いいねやリポストしてくださった方の中から抽選、ということにして、より自分のファンになりそうな方を選ぶ、ということもできるわけですね。
どんなふうに募集する?
では具体的にどんな内容で相談者を募集するのか整理しておきましょう。
「モニター」という形にするのであれば、鑑定結果を公開させてもらうことは必須にしましょう。
もちろん個人が特定されない形にするよう配慮しなくてはなりません。
次いで大事なのが感想や口コミです。
これを入れていただけることを条件にしてください。
感想や口コミは今後の財産ともなるものです。
またブログなどで公開させていただくこともある、とひとこと入れておくと安心ですね。
そしてもっとも大事なことは「占い業界のNGに引っかからない」相談であること。
一般的に犯罪にからむことや、公序良俗に反する内容、法律や病気がからむ話などは、業界的に占うべきではない、という方向性になっています。
過去記事もご参照ください。
占いにも「NG」がある! 占い業界的にこういうジャンルの相談は受付してはいけませんよ、というガイドラインがあることはご存知のことと思います。特に昔からある業者では、一度総合受付のようなところでお客さまから相談内容をおうかがいし、内容[…]
またSNSといえばハッシュタグですが「#無料鑑定」などをつけるのもおすすめ。
時間帯としては夜の方が反応がいいというご意見が多いよう。
なお新しいSNSではハッシュタグ非対応のところもあるそうですから気をつけてください。
さあ相談者さんのお悩みをしっかりきいて、心をこめて鑑定していきましょう。
無料だからといって気を抜いてはいけませんよ。