ひとりで不安なら仲間を作ってコラボしてしまえ! という話

占い師はひとりでやるケースが多い?

業界の方とお話をしていると、ひとりで活動している占い師さんが圧倒的に多い印象です。
そもそも個人事業主の扱いになりますし、会社にいる時と違って、ご自身で仕事を選んだり時間配分を決めることができるのが大きいところ。

占いのサイトに登録している場合であっても、自分のスケジュールに合わせてシフトを決め、オンオフのバランスを考えながら占いを仕事にできるメリットがあります。

中には法人化して、しっかり占いの仕事に向き合っている方もおられますが、それでも一般的な会社員のような働き方とはどこか違う雰囲気ですね。
その代わりに休みが不定期になったり、あるいはなかなか休めなかったりということもあるようです。
いずれにしても、自分の裁量でいろいろできるというところが一番の魅力でしょう。

それでもひとりで活動していて不安を感じる方も少なからずおられますね。
特に師匠について学んでいない「独学組」のみなさんは、これでいいのかなあ、と感じることが多いともききます。
そういう時には、ぜひ他の方と組んで幅を広げていくことをおすすめ。

異業種の人・同業者・同窓生とコラボ

同じ師匠の同窓生や、気の合う同業者と組んで占いイベントをやったり、友人のカフェで占い体験など、比較的ハードルの低いコラボ方法です。
同窓生だと占術がかぶってしまう可能性もありますが、片方が受付役、片方が占う役など、役割をわけておいて途中で交代する形をとっている方も。

友人で飲食店をされている方にお願いして、その場所で占いをしているというケースもあります。
この場合、必ずワンドリンク注文してもらうようにするなど、お店側にメリットがあるようにする必要があるそうです。
それでもお客さんは食事やドリンクを楽しみながら占いができるということで、この組み合わせはかなりスタンダードなものになりつつあります。
特に新規開店の時や、◯周年記念というような節目の時にうってつけです。

占いをイメージしたスイーツ、ドリンクなども人気があり、天使や妖精、タロットなどをモチーフにした新作とからめての占いイベントなどもあるそうですよ。

同業者と占いユニットを結成する

気の合う同業者たちと組んで、占いユニットとして活動していく方法です。
最近ではコーヒーカードなどでおなじみのトリプルKのお三方(桜野カレン先生・香先生・高橋桐矢先生)が有名。

ひとりではなく、みんなで協力しあって同じ目標を持つため、ひとりではできないこともやることができる可能性が広がるそう。

特に占術がバラバラなメンバーでユニットを組んだ場合、占術の幅が広がるので多くのお客さまの注目を集めやすいといいます。
できれば西洋系・東洋系の占術がバランスよくなるようなメンバー構成がよさそうですね。
タロットや西洋占星術は人気がありますので、複数いてもかまいません。

昨今はオンラインの時代に突入しているため、ネット上だけで鑑定する方も増えてきましたので、必ずしもこのユニットが同一空間上にいる必要もないといいます。
ひとりだけ日本にいない状態であっても、オンライン上では問題がないため、活動自体に支障がないのだとか。

ただしリアルイベントの場合は、全員の都合が合わないといけないため、かなり限られたところでしか活動できないことも。
このあたりがデメリットといえそうですが、リアルに限定せず活動できる方が現在では好まれる傾向にありますので、リアルにこだわらないのであれば使える方法になりますね。

同業者同士で一緒にいることで、占い業界ならではの悩みを共有できるところも大きなメリットです。
ひとりでの活動に限界を感じたら、ぜひ視野に入れてみてください。