悩みがなくなったら占い師はヒマになる!?

Q. 依存させない占い師を目指して活動をしていますが、悩みが解決したらお客さまがいなくなってしまうのではないかと不安です…

占い師が本気でお悩み撲滅に尽力したら…

全国の、いや全世界の占い師が本気でお客さまのお悩み解決に全力投球したとして、もし悩みがなくなってしまったらどうなると思いますか?

業界の先輩方は「悩みがなくなったらヒマになりますよ」とおっしゃいます。
それでは商売あがったりではないか…と思ってしまいますね。
しかし実際、占いジプシーと呼ばれる方は減ることはないですし、いつの時代にも悩んでいる人はいるものです。
占い師が本気でお悩み解決にまい進しているにもかかわらず、です。

ところで人はなぜ悩んでしまうのでしょう?
これについては過去記事でもご紹介しました。

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よく自分が本当にしたいことが何だかわからなくなってしまい、何も手につかなくなる方がいますが、どうやら自分の時間に空白があることをこころよしとしない部分があるようなのです。
そのため何もしないで時間が過ぎゆくのはもったいないから、あいた時間を何とかして埋めよう、としてしまうのだとか。
よく手帳が白紙だよ、ははは、なんて笑っている方がいらっしゃいますが、心の底ではもやもやしたりしているといいます。

もしこうなったら…

一生懸命がんばって占いの勉強をしてきたのに、オーディション10連敗中。

だからその悔しさを払拭するかのように、さらに必死でがんばってみる
あれこれ悩んでいるうちに、本当は何に悩んでいたのか忘れられる

というようなパターンがあるそう。
特に後者の場合はこじらせてしまうと、本当に自分がしたいことは何だったのかさえわからなくなってしまいます。

しかし先ほどの悩みがなくなったらヒマになる、というのは…?
ちょっと頭ではイメージできないかもしれませんね。

悩み解決の後はどうなのか?

ところでいわゆる占いジプシーの方々は、占い師に悩みを相談しているにもかかわらず、次々とまた別の(あるいは同じ)悩み相談をしている、ということを思い出してください。
見方を変えるとどうなるでしょう?

本来悩みが解決すれば「悩んでいる時間」がなくなるはずです。
なくなるということはその分時間に余裕ができる、ということ。
そのあいた時間の使い方にどうやらカギがあるようです。
つまりその余裕ができた時間を

自分がやりたかったこと、好きなことに費やす
ヒマになって手持ちぶさたになり、また新たな悩みを探す

の2パターンにわかれるらしい、と言われているのです。
つまり占いジプシーの方は後者であると。
先ほど登場した「あいた時間を何とかして埋めよう」というお気持ちの方と根っこが同じではないですか。

もし占い師として悩んでいるなら…

もし自分の占い師としてのあり方、進むべき方向に悩んでおられるなら、自分がこうありたい、と思うタイプの占い師さんに相談してみるとよいといいます。
占いサイトで成功したいなら、すでに占いサイトで人気になっている人
独立して成功したいなら、独立してしっかり地に足をつけて活動している人
そしてプライベートな部分も充実している方であればなおよいです。

そういう方とかかわっていると、無意識のうちに自分の理想とする方向に連れて行ってくれるとのこと。
しっかりメモをとりながら、まずは自分の悩みやモヤモヤを解消し、すっきりした状態でお客さまに向き合いたいものです。

さてみなさんはどうでしょうか?
プロに占ってもらうなり、自分でカードを引くなりしてメッセージをもらい、それでお悩みが解決するなら、そのあいた時間をどう使いますか?
間違っても「あの後者のパターン」にならないよう、ご自身の好きなことをやりつつもリフレッシュしながら、次のステップにすすむ準備をしていきましょう。