Q. 電話占いの仕事で、よく人間関係がつらいので会社を辞めたいというご相談をいただきます。
私自身は人間関係で悩んだことがないので、どうアドバイスしたらいいか困ってしまいます…。
人間関係がつらくて退職したい…
お客さまからよくきくお悩みで、人間関係がつらくて会社を辞めたい、というものがあります。
大きくわけて、新しい人(人事異動含む)がきてから急に人間関係がおかしくなった、というケースと、ふとしたケンカなどでまわりと意見が合わなくなり会社にいづらくなった、というケースが多く見られます。
前者の場合、特にお客さま側に問題がなかったとしても、事実上まわりから悪者扱いされる方向に持っていく(=まわりが新しくきた人に忖度しているイメージ)ような雰囲気があります。
後者の場合では、もしかするとお相手の方と波長が合わなくなったのかもしれません。
また占い関連の求人に応募した場合当然実技試験があるわけですが、その時のお題として恋愛関係と並び、こういった人間関係の悩みが登場することもあります。
これから応募する、あるいは未経験だから早いうちに対策をしておきたい、と考えている方は覚えておいてください。
同じ「周波数」が引き合う
ところで占い業界では、しばしば「周波数」という言葉が使われます。
この「周波数」とは、ラジオや無線通信などでもおなじみのワードかと思われますが、実はひとりひとり周波数を持っていることが知られています。
そして磁石のように同じような周波数の人同士は引き合っていくのに対し、周波数の違う人はグループからはじかれたりします。
もしかするとこの人間関係のおかしさは周波数の違いが表面化したのかもしれません。
一節によると、人間には心地よい周波数とイヤな周波数とがあって、楽しい、うれしい、などのプラスの周波数と気味が悪い、怖い、不安などのマイナスの周波数、と言い換えたらわかりやすいかもしれません。
そしてこの周波数の違いはしばしば列車にたとえられ、違う周波数の人は違う列車に乗せられるイメージなのだそうです。
もっとわかりやすい言い方をすると、たとえばいじめっ子のグループはマイナスの周波数を帯びていて、いじめられる方はプラスの周波数をもっているようなものです。
ですので違う周波数の人を排除しようとするわけなのですね。
この場合対処法はふたつしかありません。
同じ周波数に染まるか、違う周波数のまま別の場所(=イヤな周波数が届かないところ)にうつるか、ということです。
よく職場ノイローゼになってしまう人は、この前者の「同じ周波数に染まろうと努力した人」などと言われます。
努力した結果、できなくておかしくなってしまう、ということなのですね。
そもそももともと自分の周波数を持っているのに、それにさからって違う周波数に染まろうとするのは、自分の中の本来の周波数とケンカすることにもなります。
自分の中でケンカしてしまうわけですから、正常でいられなくなってしまうというのももっともな話です。
お客さまにはどちらが合っているのか、よく考えていただくようにしましょう。
自分の本音を大切に
以前からしばしば話しているように、まずご自身がどうしたいのか、本当の気持ちを大切にするべきです。
「人間関係がイヤだから会社を辞めたい」というのは、周波数の違いにより外に出ようというわけですから自然の摂理ともいえます。
しかし中には「今まで会社の人にあれだけ世話になったのに、辞めたいなんて言うもんじゃない」と、自分の本当の気持ちにフタをしてしまうケースがあります。
あるいは「辞めるのはいいが、次の仕事が見つからなかったらどうするんだ、やはりふんばるべきではないのか」「もうこの年で転職なんて無理」などと言って、結局違う周波数であるにもかかわらず、もとの場所であがこうとされる方がいらっしゃいます。
もしかするとお客さまはこういったタイプではないでしょうか?
一時的な周波数の違いであるならそれもよいのかもしれませんが、我慢して我慢して辞めたい、というお気持ちになったのであれば、その思いを尊重してしかるべきかと思われます。
そろそろ辞め時だということを気づかせるために、こういったことが起きるのだ、という考え方もあります(宇宙からのメッセージだそうです)。
先ほどの違う列車への乗り換え、という以外にも、高速道路で進路変更をするようなイメージで考えてみるとよいかもしれません。
高速道路を降りるのではなく、車線を変更するだけです。
会社を辞めること自体はさほどの悪ではないことがおわかりになるでしょう。
なぜ辞めたいのか?
何が原因なのか?
それにより自分はどう感じているのか?
辞めることによりどういった影響が出てくるのか?
こういったことをお客さまにお話しして、実際紙に書き出してもらいましょう。
一度書き出し、後で読み返してみると冷静かつ客観的に見ていくことができるようになります。
一時の気の迷いでこう思ったのか、そうでないのかは後からおのずとわかるはずなのです。
ちなみに紙に書く=神にきいてもらう、という意味もあるのだそうです。
迷ったり悩んだりしたら、自分の思うところを書いてみるようおすすめしてみてください。