人間生きていると悩みはつきない、などと言われますが、実は単なる思い込みが徐々に洗脳のような状態になって、さらに悩みが増やされている、という考え方があるそうです。
それにより悩みがつきない状態になってしまっては、どんどん自分はダメだとネガティブなモードに陥ってしまうでしょう。
ではどうすればそういう状況を避けることができるのでしょうか。
前回までの記事はコチラです。
人間生きていると悩みはつきない、などと言われますが、実は単なる思い込みが徐々に洗脳のような状態になって、さらに悩みが増やされている、という考え方があるそうです。それにより悩みがつきない状態になってしまっては、どんどん自分はダメだとネガティ[…]
人間生きていると悩みはつきない、などと言われますが、実は単なる思い込みが徐々に洗脳のような状態になって、さらに悩みが増やされている、という考え方があるそうです。それにより悩みがつきない状態になってしまっては、どんどん自分はダメだとネガティ[…]
まわりに流されない!
真実がわかっていないのに、まわりに流されてあおられてしまうことは避けねばなりません。
前回までの話の中に登場した「すごい美人やイケメン」も、あくまでこれまでの人生の中で決められてきた価値観で「美人やイケメン」か「そうでないか」を判断しているにすぎません。
他の人から見たら、その「美人やイケメン」も「たいしたことのないレベル」とされるのかもしれないのです。
しかしSNSでその人に対するお気に入り登録をしている人数が明らかに多いとか、その人に対する伝言板がオープンになっていて、多数の人からアプローチがあることが目でみてわかると、世間的に認められている、人気のある人、と判断されてしまいます。
もしかするとサイトのアクセスをあげるためのサクラの人がいるのかもしれません。
そのためにサイト側でアクセス数の操作をしているのかもしれません。
しかしコンプレックスをもっている場合、そういった「別の可能性」をいっさい考えずに流されてしまう傾向がみられます。
占いの仕事をしていく中で出会うお客さまの中にも、こういったタイプの方がいらっしゃるかもしれません。
偏った見方をしていないかにも注目しながら、じっくりお話をうかがっていきましょう。
ちなみに占い関連の求人に応募すると実技試験が行われますが、この時のお客さま役の試験官が「あえてネガティブな言い回し」を使ってくる可能性もあるそうなので気をつけてください。
マイナスイメージのものを取り除いていく!
マイナスイメージのものにずっとふれていると(特に視覚的に)、脳によい影響を与えないこともはっきりわかっているそう。
そうやってよその誰かに影響を受けて、今の自分が勝手に作り上げられてしまっている可能性がある、ということに早く気づいていただきたいものです。
批判的なことに終始している人は、間違いなく幸せとは縁遠い人です。
何度も申し上げているように、自分より下のレベルの人間を探し出し、うらみつらみやひがみの類をぶつけて優位に立とうとするのは、そうしないと自分がキープできないからです。
自分が一番不幸であると思いたくないのです。
一番不幸でいたくないので誰かをたたくわけですが、それが自分をさらに悪い状況に追い込み、幸せとは真逆の方向に向かっていっていることに気づいていないのです。
他人を責めても誰も幸せになりません。
一番大切なことは「自分が幸せかどうか」です。
自分の人生なのですから、監督総指揮・演出・脚本・主演俳優はあなた自身であるはずです。
過度な演出家、無茶な脚本家は必要ありません。
自分と他人を切り離して考える
自分は自分、他人は他人と切り離して考えていきましょう。
自分の幸せが他人のそれと一致している必要もありませんし、それぞれの考え方があるのだ、ということを肝に銘じるのです。
「今これが一番の人気商品!」というCMを1日に何度見たとしても、これは自分にとって必要か、これを買って自分は楽しい気持ちになるのか、ということをいったん立ち止まって考えてみるのです。
他の人には人気になっていても、ご自身には必要がないかもしれない、それでいいのです。
たとえご友人がその商品のよさをいろいろ言ってきて
「何で買わないの」
「おまえおかしいんじゃない」
などとたたいてきたとしても、自分を卑下する必要はありません。
仮にそのご友人が商品を試させてくれて、ああこれならコスパもよさそうだし使ってもいいかな、と思った場合は別です。
試した結果「ご自身で」使ってもよいかな、と決めているからです。
必要な情報だけを取り入れて
まずは日々入ってくる情報をいるものといらないものに選別し、何でもかんでも流されないよう意識しましょう。
そして同じように「自分の軸がブレていない人」や「信念をもち、それにまっすぐ向かっていく人」「その結果成功をして幸せそうにしている人」「自分とはまったく違う環境で生活した人(海外生まれの人など)」と一緒にいるようにすると、いろんな価値観の中に身を置くことになりますので、明らかにかたよった方向にいきにくくなるでしょう。
また先ほどマイナスイメージのものにずっとふれていると脳にいい影響がない、というお話をしましたが、そういう意味でもふだんから否定的な言葉を使わない人、ポジティブな考え方が多い人とも交流をとるのがおすすめ。
なぜこういう考え方ができるのか、という部分を参考にしてどんどん取り入れていきましょう。
その結果、少しずつではあるかもしれませんが、妙な偏見がくずされていくことになります。
世の中いろんな考え方がありますが、結局はマイナスではなくプラスのワードにふれていくのが望ましいわけです。
答えをひとつに決めるのではなく、実は答えは多種多様であることを学びましょう。
これにより考え方の幅も広がり、視野が狭くなっていたこれまでとは違う方向に歩みだすことができます。
気持ちが前向きになれば、幸せにも近づいてゆけますよ。
むやみな思い込みや洗脳に負けない人間を目指してゆきましょう。