【お客さま素朴なギモン】日程調整中に連絡がこなくなりました

鑑定中にふとお客さまから寄せられる「素朴なギモン」にフォーカスするシリーズ。
「急に言われても…」とあわてることなく、転ばぬ先の杖的に知っておいて欲しいお話をご紹介していきます。

Q. マッチングアプリで知り合ったお相手について、お客さまから相談を受けることがあるのですが、日程が合わず調整しているうちに自然消滅することが続いているそうで、何となぐさめてよいものかわかりません。
どういうスタンスでいたらよいでしょうか。

出会い系・マッチングアプリで急増中のお悩み!

最近の傾向として、出会い系サイトやマッチングアプリで異性と知り合うことは珍しくなくなりました。
コロナ問題により、いわゆる合コンや婚活パーティーのように実際に会って、という形式が減少傾向にあったことから、よりカジュアルに、自宅から気兼ねなくアクセスできるということで、こういった部分での利用者が伸びてきているのでしょう。

しかし大変残念なことに、一部の不誠実なユーザーとのやりとりで悲しい思いをしている人が少なからずいらっしゃいます
非常に多いのが「会う話まではいったのに、なかなか日程に折り合いがつかず、そのうち音信不通になってしまった」というようなケースです。

ビジネスの世界で考えてみると…?

たとえば職場の上司から「A社と商談のアポをとってほしい。今週の木曜日くらいで打診してくれ」と言われたとします。
やりとりをしていて「その日は都合が悪いので、来週の○日にしてもらえないだろうか」と先方から言われたらどうしますか?

上司に「当社が指定した日はご都合がよくないらしいので、うちと取引する気はないんじゃないでしょうか」と言うでしょうか?
たいていの場合「先方は○日がご希望だそうですが、それですすめてよろしいでしょうか」と報告することでしょう。
上司側も「ああ、うちもその日程でかまわないよ。何だったらランチをしながらの商談でもいいから、そのように伝えてもらえないか」と言ってくるかもしれないですよね。

このように、仮に日程が合わず代替え日程を出したとしても、NOという意味あいにはなりません
むしろきちんと折り合いをつけることで、実際に会って話がしたいのだな、という印象につながっていくと考えられます。

なぜマッチングアプリではこうならないのか?

しかしどういうわけか、出会い系やマッチング系のサイトに関しては「この日は都合が悪いので来週で」というように、最初に提示した日程がNGになると代替え案を提示しているにもかかわらず音信不通になるケースが非常に多いのだといいます。
ビジネスの世界も恋愛の世界も、同じ人間関係であるのになぜこのような差ができるのでしょうか。

パターン1: 他の人ともやりとりをしている

実際にお客さまからきいた話では、マッチング後もサイトから退会しておらず、他の人ともやりとりをしているケースが多いようです。
すなわち複数人と会う約束をしている可能性があるということ。

つまり日程を先延ばしにしている間、他の人で決まってしまうと、当然残りの人は不要になるので音信不通になるというのです。

パターン2: 自分の思い通りにならない人がイヤ、と感じる人だった

何でも自分の思い通りにならないと気が済まないタイプの人は、思い通りにならない相手を遠ざける傾向があるそうです。
そのためスムーズに行かないと「この人は自分に合っていない」と判定する傾向があるのだとか。

勝手な思い込みのようですが、こういう方と一緒にいても振り回されるだけですから、相手にしない方が無難といえます。

パターン3: 体目的である

一刻も早く体の関係を持ちたい、と考えている場合、早く会おうとする傾向があるのだそうです。
そのためスパッと話が早くまとまらないと、他の人に行ってしまうというのですね。

考えてみれば、これもかなり自分勝手な話ですから相手にする必要はないでしょう。

パターン4: ただ単にせっかちなタイプの人だった

せっかちなタイプの人だと、何度もやりとりをするのが面倒になってしまうので、音信不通になる確率が高いのだそうです。

だんだんメッセージの頻度が少なくなっていくので、このパターンは比較的わかりやすいといえそうです。

パターン5: 実は既婚者だった / 彼女 (彼氏) がいる人だった

これもかなりきくパターンです。
不倫願望や、彼氏彼女とマンネリなので刺激がほしいと感じている人は、手軽にこのテのサイトで遊ぼうとする傾向があるようですね。
そのためまじめに会おうとしている人だということがわかると、あとあとめんどうになるので音信不通になるのだそう。

こういったタイプの人は、自分のパートナーに大事にされていないと感じ、外に向かう傾向があるとのことですが、実際パートナーにバレた時のことは考えていない、と言われています。
つまりこのくらいいいだろう、という甘えた考えがあるということですね。

こういう方にかかわってしまうと、バレた時に逆にこちらのせいにされる可能性もあるので、かかわらない方が身のためです。

黙って消える不誠実な人に執着しない!

いずれにせよ、ある一定期間そのままにしておいて返信がない場合、他を探した方がよさそうです。
相手候補はまだまだたくさんいますし、もしかするとよりよい相手に巡り会える可能性もあります。

音信不通で寂しい思いをさせる人が、果たしてずっと自分のことを大事にしてくれるでしょうか?
本当に相手のことを思うなら、つらい思いなどさせたくないはず。
お客さまにもひとりの人に執着せず、自分にベストな相手を積極的に求めていくようお話ししてみてくださいね。