タロットカードでもオラクルカードでも、初めてカードを手に入れたら、まずは仲良くなるためにカードと対話してみる、という方はけっこういらっしゃるようです。
しかしながら実際何をきけばいいのかよくわからない、普通に本に書いてある通りにシャッフルしてさっさと占い始めます、という方も。
さてどんな質問をみなさんはカードに投げかけているのでしょう?
私の第一印象は?
ファーストコンタクトらしい質問ですね。
ダウジングで自分に合っているカードを選べる方はあまりしないようですが、そうでない場合カードにこれをきいている方は多いよう。
ですが、ネガティブなカードが出るとびっくりしたり混乱したりする方もいらっしゃいます。
人間であってもその後の印象は変わるものですので、特に最初のカードがイマイチでも気にする必要はありません。
どうして私のところに来てくれたのですか?
もちろんご自身の占いをサポートするため、なのでしょうが、それをさらに具体化するためにはよい質問でしょう。
しかし実際は占いのサポートというより、そのご本人のサポートのためだったりすることもあったりするようです。
あなたのこういうところを底上げする手助けをするために来ました、というようなニュアンスですね。
私のもとにきてくれたことで、これからどう変化していく?
カードは長きに渡る「相棒」となる存在。
もちろんいい方に転じていくにこしたことはありませんよね。
中には「私と組んだからにはこうなるのが当然」と言わんばかりの強い圧力を感じるカードが出ることも…。
それでもこのカードとタッグを組んで、前向きに行けるような気持ちになれればそれにこしたことはありません。
自信を持っていきましょう。
どんな時にこのカードを使うのがよいですか?
人にも向き不向きがあるように、カードにも相性があるものです。
もちろん制作者側の意図があり、こういうことをコンセプトにしています、という情報はありますが、それとは別に考えてください。
やさしく包んであげる時にはこのカード、チャンスが知りたければこのカード、というように用途別になっていると使いやすいかもしれません。
「私のことはこんな時に使ってくださいね」というカードからのメッセージにぜひ耳を傾けてみましょう。
今私に伝えたいメッセージは何ですか?
これがおそらく一番利用する率が高い質問かもしれませんね。
特にオラクルカードを使われている方は、鑑定の最後にお客さまに今必要なメッセージとして1枚引いたりしているのではないでしょうか。
時には自分に対するメッセージを素直に受け取ってみてください。
リーディングに夢中になっていると見えなくなってしまうこともあるといいます。
俯瞰してみるイメージで、出てきたカードを生かしていきましょう。
いずれの場合であっても、よくわからないなと感じたら「もう少しわかりやすく教えてください」と言って、さらにもう1枚引いてみましょう。
それでもピンとこなければさらにもう1枚引いてみます。
自分が腑に落ちるまで繰り返していけば、かなりカードとの対話がすすんでいくことでしょう。
より早くカードと仲良くなるために、どんどん質問を掘り下げてみてくださいね。
