【オラクルカードレビュー】バタフライオラクルカード

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はバタフライオラクルカードを取り上げます。

変化・変容のシンボルとしての蝶

蝶はさなぎから誕生します。
このことから蝶は変化・変容のシンボルとされているのだそうです。
また亡くなった人がサインを送る時、蝶がメッセンジャーになるとも言われているのです。

そして蝶は羽を広げて飛んでいくことから、人生に起こる変化は飛翔・飛躍のしるしであるのだと考えられています。
蝶が導いてくれる新たな人生、ちょっとワクワクしてきませんか。
作者はおなじみドリーン・バーチュー博士

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしいサイズ。
裏面は正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。

どんなカード?

カードは44枚入りで、オラクルカードの標準的な枚数になっています。
どのカードを見ても鮮やかな蝶の写真になっていて、花畑にいるような気持ちになれそうです。

選択の連続であるこの人生、そこに変化を加えることに対して躊躇してしまうこともあったかもしれません。
考えるだけでストレスになってしまう方もいたことでしょう。
ひと口に「変化」とはいっても、引っ越しのような物理的な変化、出張や転勤など自分の意志が必ずしも反映されない変化、そして加齢など自分の意志に反する変化…など実にさまざまです。

このカードのメッセージはそういった変化に対する心配や迷い、不安に対して理解し、解消する手助けになるものです。
そのためどちらかというと現実的な内容のカードが多い印象
また亡くなった方が蝶を通じて見守ってくれているかもしれません。
恐れずにメッセージを受け取り、人生の変化と向き合っていきましょう。
これから占い関連の求人に応募しようという方は、実技試験に使うというよりも実際の鑑定用としてチョイスするのがおすすめ。
お客さまの不安や心配を吹き飛ばすために必要なメッセージを選んでみてはいかがでしょう。

絶版で入手困難に

カードはややつやのあるコーティングがなされているせいか、カードが若干くっつきやすい、シャッフルの時に引っかかりやすい、というご意見がありました。
カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
オラクルカードですので「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそう
リーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみましょう。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
描かれているお花や蝶の色味などからも感じるものを受け取ってみてください。
仮にカードから受けるイメージと、解説書の内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感の方を大切にしてみてくださいね。

なおドリーン・バーチュー博士がオラクルカードの製作から卒業されたことにより、現在は新品を手に入れることが非常に難しく、高値になっているようです。
またその人気ゆえに、海賊版が多数発見されています。
これから新たに入手しようという場合にはご注意ください。

特に日本語版の高騰ぶりはすさまじく、現状ドイツ語版が何とか手に入るかというところ。
かなり入手困難品になってしまっています。
翻訳アプリをご利用の方はお試しください。