現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はカラー・カードを取り上げます。
色に隠された秘密の言葉
「色に隠された秘密の言葉」とサブタイトルがついている今作。
モノや風景など、色はさまざまなところで私たちにふれているわけですが、その色彩をテーマにしたオラクルカード。
色彩心理学、カラーセラピーなどでもおなじみの「色」が、私たちに何がしかの影響を与えてくることはよく知られています。
落ち着きたい時には青や緑を使ったり、自分を奮い立たせたい時には赤系を使うなど、ご経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このさまざまな色の中から45色を表現したものになります。
作者は国際的にもヒーラーとして知られたイナ・シガール氏。
「体が伝える秘密の言葉」など、多数の著書があります。
さて色がテーマであると申し上げましたが、こちらは引いたカードを身体に乗せ、チャクラを浄化したりもできるようです。
本日のラッキーカラーとして毎朝引き、どこかにそのカラーを入れたり、そのカラーのものを身体にとりいれるようにする、といった使い方もできるのだとか。
また色の持つイメージをどんどん広げていくことで、インスピレーションを鍛えることができた、というご意見もありました。
過去記事でもカードを読む時に色の解釈で使える、ということでご紹介しています。
オラクルカードやタロットカードを読み解く時に、背景の色などに着目することがあります。以前にもご説明したように、カードは自由に読み解いていって問題はないのですが、ここでは色を使った解釈についてまとめてみます。 「色」がテーマのオラクル[…]
中にはお花の写真のカードも入っているので、部屋に花を飾った気持ちで机においている、という方も。
ちなみにながめているだけでも美しいため、実占用ではなくコレクション用としてお求めになった方もいるとのこと。
気になるサイズ感は?
カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしいサイズ。
裏面は虹のようなカラーになっていて正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。
どんなカード?
カードは45枚入りで、一般的なオラクルカードとほぼ同じくらい。
カードにはカード名称(日・英)と簡易なメッセージも記載されています。
オラクルカードは英語で書かれているものが多く、意味がよくわからないとか、いちいち解説本を開いて意味を知らないと、と尻込みしてしまう方が少なくありません。
日本語が入っているとすぐに何を言わんとしているかわかりますね。
お花や食べ物など、わかりやすいものの写真が使われていて、初心者さんであってもわかりやすいようです。
110ページ超の詳細な解説書もついていますから、自分の直感で読み取った内容にプラスαするとよいかと思います。
今必要なメッセージがほしい、という場合でも的を得た回答が得られるかもしれませんね。
解説書にはカードに対応したエクササイズも紹介されているので、気になる方は合わせてお試しいただくとよいでしょう。
チャクラの浄化に限らず他のヒーリングにも応用できるので、一般的なオラクルカードとしての使い方だけではなく、いろいろと楽しめる要素が入ったユニークなものになっていますよ。
色のチカラを味方につけ、より楽しい毎日をお過ごしになるための指針としてみるのもよいかもしれません。
これから占い関連の求人に応募してプロを目指す、という方なら、鑑定のシメの1枚でラッキーカラーを出す、という形からスタートするのも一案です。
初心者から上級者まで使いやすい!
カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそう。
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。
リーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみましょう。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
仮にカードから受けるイメージと、解説書の内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感を大切にしてみてくださいね。
初心者から上級者まで、長い間楽しめるカードですので、気になる方はお手にとってみてください。
迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。
コチラで購入できます。