現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はデイリーガイダンスオラクルカードを取り上げます。
「今日知るべきこと」がテーマ
デイリーガイダンス、つまり今日知るべきことは何であるのか、ということをテーマにしています。
そのため1枚選びだしたら、それを持ち歩いたり身近に置いておいてください、とあります。
カード占いの精度をあげるには、とにかく占うことが大事と言われていますが、こういうカードであれば使いやすいのかもしれません。
特にこれから占いを仕事にしようと思っている人なら、いい練習材料になるはず。
実際毎朝引いているという方もおられ、忙しい朝でもさっと見ることができる、というので重宝していますというご意見も。
しかしやはりタイトル通りふだん使いに向いているカードであり、どちらかというと鑑定向きではないと感じる方もおられるよう。
一方で占い関連の求人に応募すれば確実に実技試験が入ってくる、そのために今日は何が必要? という質問を続けて記録していき、実際に内定にこぎつけたというエピソードもあります。
実際の鑑定で使わなくとも、自分のよりよい毎日のために使う用にするのも一案です。
毎日引く、ということは現実に役立つということでもあるので、ふだん感じるちょっとしたモヤモヤにも使えそうですね。
作者はおなじみドリーン・バーチュー博士。
カードを通じ、天使たちとお話しするような感覚でどんどん仲良くなっていきましょう。
気になるサイズ感は?
カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしいサイズ感。
裏面は正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。
どんなカード?
カードは44枚入りで、オラクルカードの標準的な枚数になっています。
カードの下側、全体の半分弱のスペースにカード名とメッセージが書かれています。
それ以外には枠がない、いわゆるボーダーレスタイプといえるでしょうが、約半分がメッセージになってしまっているので、絵が小さいというご不満の声もあるようです。
それでもイラストのタッチからして複数の人が描いているようですから、きっとお気に入りの絵が見つかりますよ。
ながめているだけでも前向きな気持ちになれる、というご意見もありました。
しかも浄化、受容、手放し、自分の望み、目的など、さまざまなカードが入っているので、何か特定のジャンルだけではなく、いろいろな質問にフレキシブルに使えることでしょう。
ただカード名が英語になっているため、日本語版が出ているとはいえ、英語があまり得意ではない方は解説書に頼ることが増えるかもしれませんね。
なお付属の解説書は70ページ少々のボリューム。
絶版になりかなり入手困難に
カードはややつやのあるコーティングがなされているせいか、カードが若干くっつきやすい、シャッフルの時に引っかかりやすい、というご意見がありました。
カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
オラクルカードですので「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそう。
リーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみましょう。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
描かれている天使たちの表情や視線、背景やまわりの小道具など、いろいろなところから感じるものを受け取ってみてください。
仮にカードから受けるイメージと、解説書の内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感の方を大切にしてみてくださいね。
なおドリーン・バーチュー博士がオラクルカードの製作から卒業されたことにより、今後は手に入れることが非常に難しくなりそうです。
これから新たに入手しようという場合にはご注意ください。
カードの交換会「ペイフォワード」で見たという方もいるようですので、参加予定の方はよく探してみましょう。
現状コチラで入手できます。