現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回は大天使ミカエルオラクルカードを取り上げます。
「大天使」の代表格
数ある大天使の中でも特に人気の高いミカエルにフィーチャーしたオラクルカード。
我が身を投げうって人々を守ろうとするところから、特に信頼できる存在、と考えられているのが人気の秘密でしょうか。
とりわけ最近話題となっている「エーテルコード」(人やモノとつながるエネルギーコードで、中でも活力を奪ったり執着や不安・恐れなどのネガティブなイメージでつながるものをさすとされる)をカットする際に登場する天使として、また名前が再浮上しているよう。
今カードでは、ミカエルがあたたかく包んでくれるだけでなく、ネガティブなエネルギーを解放して前にすすむ勇気をくれることでしょう。
またカードに祈りの言葉が記載されているというユニークな特徴があります。
イラストはそれぞれタッチが異なっていて、複数の方が手がけられているのかな、という印象がありますね。
濃紺のような色の枠の上部にカード名称(英)、下部に祈りの言葉が書かれているのですが、祈りの言葉が何行にもわたっているので絵が少し小さく感じます。
特にカード名称も長く2行にわたっているとより小ささが目立つようです。
ただ宗教画のような荘厳な雰囲気のものもあり、ながめているだけで気持ちが洗われていきます。
作者はおなじみドリーン・バーチュー博士。
外箱に描かれたミカエルは、剣を手に舞い上がったような姿になっており、とても躍動感あふれる雰囲気になっていますよ。
気になるサイズ感は?
カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしいサイズ感。
裏面は正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。
どんなカード?
カードは44枚入りで、オラクルカードの標準的な枚数になっています。
先ほども申し上げたように、複数の人が手がけているような絵柄になっているので、どのミカエルも個性あふれる仕上がりになっているのがおもしろいところです。
どのミカエルがお好みでしょうか。
オラクルカードはどれもそうかもしれませんが、総じてポジティブな要素は強く、ふだんネガティブ思考に陥りやすい方も、このカードを使っていくことで前向きになる機会を得られそうです。
また恋愛などのジャンル特化型のカードではありませんので、いろいろなことを全般的に占うチャンスがある方は、ひとつお持ちになっていてソンはないでしょう。
これから占い関連の求人に応募し、デビューすることになったなら、鑑定のシメの1枚用に使うのもおすすめですよ。
100ページ超の詳細なガイドブックもついていますから、自分の直感で読み取った内容にプラスαするとよいかと思います。
今必要なメッセージがほしい、という場合でも的を得た回答が得られるかもしれませんね。
絶版で入手困難な逸品に…
カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそうです。
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。
迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。
なおドリーン・バーチュー博士がオラクルカードの製作から卒業されたことにより、現在は新品を手に入れることが非常に難しく、高値になっているようです。
日本語版だけではなく、英語版やフランス語版など多言語バージョンも高額になっているとのこと。
またその人気ゆえに、海賊版が多数発見されています。
これから新たに入手しようという場合にはご注意ください。
現状コチラで紹介されています。
