現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はDivine Animals Oracleを取り上げます。
神獣×叡智!
「Divine Animals」とは神獣という意味だそう。
これまでにも動物のオラクルカードは多数出ているのですが、こちらは日本語版が出ていないにもかかわらず人気になっているようです。
外箱のタイトル部分などは箔押しがなされているのでキラキラしています。
ネイビーに近いベースのカラーによく映えますね。
サブタイトルには「存在している最も神聖なるものからの深い叡智」とあります。
カードの解説書にはモチーフの動物の名前やキーワード、メッセージだけではなく、世界中から集められたその動物と神についての神話や、動物に対して知っておくべき情報、動物のエネルギーの使い方、魔法のワーク、シンボルとしてのその動物の役割なども盛り込まれているので、解説書だけでもかなりの分量があります。
作者はステイシー・デマルコ氏。
最近では「エレメンタルオラクル」が話題となりましたね。
こちらでもタッグを組んだキンガ・ブリッチギ氏が今回もアートワークを担当。
神話がお好きな方や、動物がお好きな方には特におすすめです。
気になるサイズ感は?
カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしい大きさになっています。
裏面は正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。
どんなカード?
カードは44枚入りで、オラクルカードの標準的な枚数になっています。
カード1枚1枚に動物にまつわる神話が紹介されているのですが「インナーチャイルドカード」などにもあるように、寓話などの類と結びつけると理解しやすいことはよく知られています。
かといって、いきなり全部頭から学ぼうとすると大変ですから、デイリーに引いたカードからじっくり読んでいくなどするとよいでしょう。
もちろんふだん解説本にあまり頼らず、絵柄から読み解くタイプだという方も、カードの動物名の上にキーワードが乗っているので、そこから展開させていってもOK。
ちなみに動物ものはキャラクター設定がしやすいので、お相手がどんな人かを知る時に使う、という方もおられました。
タロットのコートカードに近い使い方ですね。
ただ中には買ったものの英語がよくわからない、ということでコレクションアイテムにされる方もいるようです。
どの絵柄も神獣というだけあって、どことなく高貴な雰囲気がただよいます。
何かカッコいい動物たちがいる! と感じるかもしれません。
200ページ弱のボリュームになる詳細なガイドブックもついていますから、自分の直感で読み取った内容にプラスαするとよいかと思います。
今必要なメッセージがほしい、という場合でも的を得た回答が得られるかもしれませんね。
つやのあるカードは鑑賞用にしても
カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
またつや感のあるカードゆえ、飾って楽しむ方もいるといいます。
オラクルカードですので、「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそうです。
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。
リーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみましょう。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
仮にカードから受けるイメージと、解説書の内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感を大切にしてみてくださいね。
迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。
コチラから購入できます。