現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はFlower Petal Inspiration Cardsを取り上げます。
お花がテーマのカード!
実に小さい、手のひらサイズのオラクルカード。
「Flower Petal」とは花びらのこと。
「Blossoming guidance from the garden(庭から開花のお知らせ、というような意味合い)」とタイトルには添えられていますね。
外箱にも水彩画のようなやわらかいタッチのお花が描かれています。
やはりお花がモチーフということで、女性人気が大変高いそう。
これまでもお花モチーフのカードはありましたが、どれもサイズ感が大きいので鑑賞するにはよかったものの、特に手の小さい人も多い日本人には扱いづらいものがありました。
作者は環境アーティストや作家としての顔をもち、フラワーリーダーとも呼ばれているCheralyn Darcey氏。
ちなみにメーカーはアメリカのUS GAMES SYSTEMS社。
老舗メーカーの商品で安心感があります。
オーストラリアのROCKPOOL社もこういったタイプのオラクルカードを何種類か発表していて、どれも人気になっています。
こちらもROCKPOOL社同様、ガイドブックも入らず、マグネットで留まるタイプのシンプルな作りの箱に入っているのですが、2024年4月現在、アマゾンでは2000円台で販売されるなど、比較的お財布にやさしいカード。
もしかするとROCKPOOL社としのぎを削って? 似たようなアイテムで勝負されているのかもしれませんね。
ただROCKPOOL社のものとくらべると、若干価格が高めであるのは否めません。
今カードは花の隠された意味、そして象徴的なつながりを通して人生の美しさを思い出させてくれることをテーマにしているとのことです。
気になるサイズ感は?
カードの大きさは約5センチ×約10センチと、かなりのポケットサイズ。
ROCKPOOL社のものとの一番大きな違いは、カードの裏面がすべて同じ柄になっていること。
水彩画のようなお花が咲き誇りゴージャスに見えますが、ROCKPOOL社のもののように裏側が全部違う柄になっているのを先に見てしまうと、ちょっと物足りなさを感じるというお声も。
どんなカード?
カードは40枚入りで、オラクルカードの標準的な枚数よりやや少なめ。
日本でもおなじみの桜や水仙、フリージア、忘れな草といったお花が多数登場しています。
これから仕事として占い師を目指していく方なら、内容的にわかりやすいので練習用としても。
先ほどガイドブックがないと申し上げましたが、使用方法は箱を開けるとフタの裏に書いてあります。
1枚シンプルに引くタイプのカードになっているところもROCKPOOL社のシリーズと同様。
小さいカードなので移動中でも使えそうです。
表側はお花の名前と学名、メッセージ(アファーメーション: 肯定的な宣言)が書かれていて、外側には裏面と同じような水彩画のお花の枠があります。
ちなみにメッセージは花の意味に基づいたものだそうです。
「シメの1枚」にも使える!
やや細身の枠ですので、あまり圧迫感を感じず、メッセージも余白がうまくとれるほどのあまり長い英語ではありませんのでご安心ください。
おおむね2~3行ですので、翻訳ソフトで気軽に読めるレベル。
これまで翻訳が面倒と考えていた方にも手を出しやすくなりました。
これなら英語が苦手であっても問題なさそうです。
まずはじっくりメッセージを読んでみてください。
きっとお気に入りのお花がきっと見つかります。
サイズ的に小さいこともあり、非常にシャッフルがしやすいです。
お友達同士で集まった時に、今必要なメッセージを引き合ったりしてみても楽しそうです。
また1枚引きの練習にも最適です。
これから占い師を目指す方だけではなく、現在すでに鑑定をされているという方も、鑑定の「シメの1枚」として選んでみてはいかがでしょう。
迷った時に、自分の行く方向への道標として、ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。
コチラで購入できます。