【オラクルカードレビュー】フラワーセラピーオラクルカード

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はフラワーセラピーオラクルカードを取り上げます。

美しい花の写真がいっぱい!

どのカードにも美しい花の写真が使われています。
自然の美しい花々からガイダンスを受け取ろう、というコンセプトのオラクルカード。
花を見ていると何だか心が洗われる、元気が出る気がする、というような話をきくのも、花からのパワーを知らず知らずのうちに受けているということなのでしょう。
お見舞いで花が使われるのも、そういった意味合いがあるのかもしれませんね。

母なる大地によりすくすくと育った花は、自然からの愛を受け、あるいは生産者の方の愛を受けているのです。
花との絆もテーマになっている今カードでは、大地のエネルギーとつながっている花は願いを叶えるための道具ともなり得る、というのです。
作者はおなじみドリーン・バーチュー博士
今作では、オーストラリアの自然療法士でもあるロバート・リーブス氏とともに作成しています。
リーブス氏はハーブ療法や栄養学をサイキック能力と連動させるというユニークな活動を行っている方だそう。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしいサイズ。
裏面は正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。

どんなカード?

カードは44枚入りで、オラクルカードの標準的な枚数になっています。
どのカードを見ても赤、白、黄色、ピンク…と鮮やかな色をまとった花の写真になっていて、その季節でなくてもお花が楽しめるのがうれしいですね。
よく知られたスイセンやひまわり、チューリップといったメジャーな花だけではなく、たとえばユリの花も色によって意味合いが変わっていたり、バラの花も複数の色がありニュアンスが変わります。
特にお気に入りのお花がある方は、クリアファイルなどに入れて持ち歩いたりするのもよいでしょう。
中には額に入れて飾っているとおっしゃる方も。
カードの上にはタイトル(メッセージ)、下部にそれに対する短いメッセージが書かれています。
お花は万人ウケするモチーフでもありますから、これから占い関連の求人に応募して占い師デビューを果たし、鑑定のシメの1枚として使うには重宝するでしょう。

絶版で入手困難に

カードはややつやのあるコーティングがなされているせいか、カードが若干くっつきやすい、シャッフルの時に引っかかりやすい、というご意見がありました。
カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそう
リーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみましょう。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
描かれているお花や色味などからも感じるものを受け取ってみてください。

またタイトルがふっと入ってきた、という方もおられるので、そういう場合はそのタイトルを反芻してみるとよいかもしれません。
仮にカードから受けるイメージと、解説書の内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感の方を大切にしてみてくださいね。

なおドリーン・バーチュー博士がオラクルカードの製作から卒業されたことにより、現在は新品を手に入れることが非常に難しく、高値になっているようです。
日本語版だけではなく、英語版やフランス語版など多言語バージョンも高額になっているとのことです。
またその人気ゆえに、海賊版が多数発見されています。
これから新たに入手しようという場合にはご注意ください。
現状はコチラで入手できるようです。