【オラクルカードレビュー】Fortune Oracle

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はFortune Oracleを取り上げます。

宇宙をイメージ!? 手描き風の外箱

2022年12月発売の新作カード。
手描き風のイラストの外箱は水晶玉? をセンターに持ってきており、昔の未来予知のイメージが感じられます。
水晶玉を包むような手やタイトル、出版社ロゴなどにもシルバー箔押しが使われていて、派手ではないもののきらびやかな仕上がりに。

まわりには宇宙のようなモチーフがちりばめられているので、中身もこんな雰囲気なのかなと思いきや、中は美しい写真のオラクルカードになっています。
外箱と中身がこれだけギャップがあるカードも珍しいですね。

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どんなカード?

メーカーはオーストラリアの出版社・Rockpool
スピリット系の本やオラクルカードなどを専門にしているブランドで安心感があります。
作者はSharina Star氏。
ミニサイズのシリーズで人気の「Fortune Cookies」でもおなじみです。

誰にでもサイキック能力はあるのだが、だんだんとその能力は失われていってしまう、けれども練習すればするほど上手になっていくのだ、と付属の解説書には書かれており、このカードを繰り返し使うことで、リーディング能力をアップさせることができそうな気がしてきますね。
ルノルマンカードのように、モチーフとなる絵が大きく描かれているので、そこに意識を集中させて連想ゲームのようにイメージをふくらませていくのがおすすめ。

なお付属の解説書には対人関係向けの解釈と仕事・お金向けの解釈がそれぞれのカードに対し載っているので、鑑定の現場でも使いやすいでしょう。
カードの上部に通し番号とカード名、下部に短いメッセージが入るタイプです。
上部のカード名の載った帯状の部分がやわらかいピンクですので、全体的に枠がある仕様ではあるのですが、あまり圧迫感がありません。

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気になるサイズ感は?

カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしい大きさ
カード枚数は36枚で、こちらは一般的なオラクルカードよりやや少なめ。
カード自体がやや大きめになっているおかげで、絵が小さく感じにくいようです。
対面鑑定でアクリル板ごしでも、お客さまからわかりやすいでしょう。

写真はキレイだけど日本語解説はなし!

80ページ超の解説書も付属していますが、残念ながらオラクルカードによくある「日本語解説版」が存在しないため、やはり翻訳に苦労されている方が多数おられるようです。
幸いなことに、最近さまざまなカードの日本語解説つきが発売されていますから、こちらもゆくゆくは発表されることでしょう。
ちなみに解説書の後ろの方はノートになっているので、どんなカードを引いたか記録することもできます。

ただ2023年3月現在、アマゾンでは3000円弱というお求めやすい価格ながら、エッジが外箱と同じシルバーカラー
とてもゴージャスな雰囲気を味わえ、プレゼントに使われる方もいるようです。
裏面は正逆の区別がつかない仕様になっているようですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。

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大きさに慣れないと扱いにくいかも

カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
オラクルカードですので、引く時には「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそうです。

リーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみましょう。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
仮にカードから受けるイメージと、解説書の内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感を大切にしてみてくださいね。
もちろんピンときたカードをクリアファイルなどに入れて持ち歩いてもOK。

迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。