【オラクルカードレビュー】フルフィルメント イン ラブ オラクルカード

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はフルフィルメント イン ラブ オラクルカードを取り上げます。

愛に満たされる…

外箱にもハートマークがデザインされ、fulfill = 満たすという言葉の通り、愛をつむぐカードというふれこみ。

同様のシリーズに「ウルティメイトフォーチュンパワーカード」や「リーチングハピネスオラクルカード」があり、いずれもよりよい幸せへ導くという共通テーマがあるのですが、本カードは特に”愛”という側面を強く感じます
ふだんから愛がたりないと感じている方、自分を愛するとはどういうことなのかよくわからない方には特におすすめです。

一番の特徴はカードが日本語で書かれているということ。
オラクルカードは英語で書かれているものが多く、意味がよくわからないとか、いちいち解説本を開いて意味を知らないと、と尻込みしてしまう方が少なくありません。
これなら日本語なのですぐに何を言わんとしているかわかりますね。
洋物を日本語版として出版した時や、翻訳ソフトで日本語に変換した時、不自然な表現になることがありますが、こちらに関してはそういう心配がありません。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしい大きさになっています。
裏面は正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。

深読みしなくても使える!

カードは44枚で、一般的なオラクルカードとだいたい同じくらいの分量になります。
とりわけヘンに深読みをする必要がなく、文字通り受け取るだけで入ってくる、という意見が多いようです。
また「深い愛情」「絆」といった、強いつながりをイメージさせるカードもありますので、恋愛問題をメインに扱う占い師さんにも人気だそう。

何かうまくいかない、というような漠然としたものから、迷って迷って何をしたらいいかわからない、というレベルの人まで、このカードに問いかけ1枚引いてみると、短いながらもヒントになるようなことが書かれていることでしょう。

おみくじの類でもそうですが、短い内容しか書かれていないことで、いったいこれはどういうことなんだろう? と考えるきっかけになります。
本カードにも解説書は付属しているのですが、まずは解説書を見ずに、自分のイメージとしてこんなことが思い浮かんだ、というところを大切にしてみてください。

カードが少し大きめなので、飾って楽しむ方もいるとのこと。
可能であればぜひ声に出して読んでいただき、目から、耳から、メッセージを味わってみてはいかがでしょう。

中にはお気に入りのメッセージや、これから叶えたい内容のカードをクリアファイルなどに入れてお守りのように持ち歩いているという方もいるそうです。
お守りや護符の類は、なるべくたくさん目にする方が効果的であるとききますので、とても上手な使い方ですね。

ただカードに番号がふられていないため、タロットなどに慣れている方は使いづらいと思うようです。
また解説書があいうえお順ではないため、解説を探すのも大変というご意見がありました。
目次もありませんので、さらに使いづらいと感じるユーザーも。

さらさらしていて使いやすい!

カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
ただマットな感じでさらさらしているので、すべりはよいと感じます。

どうしてもシャッフルがうまくできない方は、タロットのように円形に混ぜてから横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
上下の向きを直す手間が発生してしまいますが、シャッフルでイライラしてしまうならぜひお試しください。

なおオラクルカードですので、「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそうです。
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。
迷った時に、自分の行く方向への道標として最適なオラクルカード。
ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。

当然のことながら、他のオラクルカードのようにスプレッドで複数枚引くやり方もできますよ。
よりよい人生を目指して、このカードを相棒にしてみませんか。

こちらから購入できます。