現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はレムリアン・カードを取り上げます。
伝説の地・レムリアの愛がテーマ
ここのところレムリアンシードが話題になっていますが、その伝説の大陸レムリアの愛と光の教えがテーマとなったオラクルカード。
レムリアといえばムー大陸と並ぶ有名どころですね。
かつて存在したとされるレムリアには、宇宙のパワーとつながり、輝くような毎日を生きていく方法があったのだ、と言われているそうです。
しかし現代を生きるわたしたちはどうでしょうか。
むしろ自分をおさえこんだり、無理して人に合わせたりして、到底輝かしいとはいいがたい日々を送っている方が多いのではありませんか。
レムリアの女神たちは宇宙が愛である、宇宙に守られている、といったことを教えてくれます。
となると本来ならば、その「守られている感」を誰もが実感できるはずです。
ですが実際は決してそうではないですよね。
何かがそうなることをジャマしているからです。
どうやらレムリアの人たちは祝福の川に運ばれるように、夢という目的地に到着する、ということをマスターしていたようだ、と言われているそう。
昔の人ができていたことなら、きっとわたしたちにもできるはずです。
このカードを使ってその秘密に迫り、より輝かしい毎日を手に入れてみましょう。
作者はハワイ在住のマリディアナ万美子氏。
「エンジェル・カード」でもよく知られていますね。
日本のみならず世界各地で、オラクルカードやレムリアン・ヒーリングのセラピストたちを育成されたりもしているそうです。
イラストは天使の絵の第一人者と呼ばれている寺門孝之氏が担当しています。
気になるサイズ感は?
カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしいサイズ。
裏面は正逆の区別がつかない仕様(厳密にはよく見るとわかるかな、という程度)ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。
どんなカード?
カードは41枚入りで、一般的なオラクルカードよりやや少なめ。
ほわんとした優しい絵柄に豊かな色彩で、どのカードも丁寧に描かれている印象があります。
カードの下部には通し番号とカード名(日)、そして短いメッセージが日本語で書かれています。
オラクルカードというと、英語で書かれているものが多く意味がよくわからないとか、いちいち解説本を開いて意味を知らないと、と尻込みしてしまう方が少なくありません。
日本語が入っているとすぐに何を言わんとしているかわかりますね。
解説書は100ページものボリューム。
カードからの情報にプラスαするのもおすすめ。
実際に占いの仕事でこのカードを使われている方にお話をきいたところ「タロットで見た時にどれもよくない結果だったりすると、こちらも正直しのびないんですよね。そこで何とか笑顔でお客さまに帰ってもらいたい、と思いこのカードを使い始めました。最後でやさしい気持ちになっていただけるとこちらもホッとします」とのこと。
シメの1枚として使っている方が他にもいそうですね。
占い関連の求人に応募後行われる実技試験においても、相談内容に応じてやさしいメッセージが必要だなと感じるならこれを使うとよいでしょう。
41枚のカードを見ていくと多くの女神や神殿のカードが含まれていることに気づきます。
いかにレムリアが多くの女神たちに守られてきたかがよくわかりますね。
主たる存在として、もはや占い業界ではおなじみの4つのエレメントである「火・水・風・土(地)」の女神たちのグループがあり、すべての女神の中心として「愛の女神」がいたのだそうです。
とても美しい世界だったとされるレムリアの世界観も一緒に楽しんでいきましょう。
時々品切れになることもあるので注意!
なおカードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
オラクルカードですので「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそう。
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。
リーディングは直感的に、カードから受けるイメージを大切にしてみてください。
どんなものが浮かんできたでしょうか。
仮にカードから受けるイメージと、解説書の内容に違いがあるようであれば、ご自身の直感を大切にしてみてくださいね。
迷った時に、自分の行く方向への道標として、ぜひ1枚引くところからスタートしてみてください。
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