【オラクルカードレビュー】ラブ&ライトディバインガイダンスカード

現役占い師が実際に使用しているオラクルカードにスポットを当て、どんなカードか紹介していくシリーズです。
今回はラブ&ライトディバインガイダンスカードを取り上げます。

内省と黙想のためのカード

厳密にはこちらはオラクルカードではないようですが、便宜上オラクルカードのカテゴリーに入れておきます。
こちらは内省と黙想のために作られた「ガイダンスカード」という位置づけ。
したがって鑑定用というよりは、ご自身が導きを受け取ったり、ポジティブな気持ちになりたいと感じたりした時に使うのがおすすめ。
祈りに用いて神のメッセージにアクセスしやすくする役割があるとのことです。

朝メッセージをください、と祈りながら1枚引いてみましょう。
そこには聖書からの一説が添えられています。
示された内容はどんなふうに自分に当てはまっているのだろうか、落ち着いてじっくり考える時間を持つのもよいですね。
作者はおなじみドリーン・バーチュー博士
こちらのカードは博士がキリスト教への信仰を新たにしてから初めて制作されたものなのだそうです。

気になるサイズ感は?

カードの大きさは約9センチ×約13センチと、オラクルカードらしい大きさになっています。
裏面は正逆の区別がつく仕様ですが、一般的にオラクルカードは正逆をとらないものが大半ですので特にこだわる必要はないでしょう。

どんなカード?

カードは44枚入りで、オラクルカードの標準的な枚数ですね。
カードの上部にはカード名、下部には聖書の一説と出典が記載されています。
ふだんなかなか聖書にふれる機会がない方であっても、大事な部分だけが書かれているので「あ、これきいたことあるかもしれない」と感じるフレーズが出てくる可能性も。

ところで聖書の中では「愛」と「光」が大変多く登場するテーマなのだそうです。
聖書では神を源として愛も光も生まれ出てきたのだといいます。
人間は神に似せて創られた、などと言われますが、それならば愛も光も人間は両方もっているはずですよね。
にもかかわらず、そうではないと感じるシーンが実に多いことに気づきませんか。
本当はそういう要素を持っているのに気づいていない、あるいは忘れてしまった、そして結果的には満たされないものに頭を悩ませてしまっているのではないでしょうか。

今カードを使い、もともとの神の創った世界というものを見つめなおしてみましょう。
ちなみにこちらは最近話題のワードでもある「インナーチャイルド」とつながることができるように意図されているのだそうです。
イラストは3名のアーティストが手がけているので、好みの絵柄がきっと見つかります。
ただ全体的に枠があり、また上下の枠が少し広くとられているために、絵が小さく感じられます。
110ページ超の詳細なガイドブックもついていますから、自分の直感で読み取った内容にプラスαするとよいかと思います。

占い業界に挑戦する方を応援してくれるかも

カードが大きめですので、オラクルカードに慣れている方をのぞいてはシャッフルもしづらいかもしれません。
どうしてもうまくできない方は横一直線、もしくは馬蹄形にカードを広げ、そこから1枚引くという形がよいでしょう。
「はい」「いいえ」で答えられるものではなく、○○に対するアドバイスをください、というような感じで引くとよさそうです。
またその場にいない人のことなども、アドバイスを必要としないため注意。
あくまで「自分のこと」として「自分が」こうありたい、こういうことをしたい、という部分を明確にした上で質問をしていきましょう。
これから占いの求人に応募しようと思っている人、応募はしたもののなかなかオーディションに通らないとお悩みの人は、自分を勇気づけてくれる言葉をこちらのカードから受け取ってみてはいかがですか。

なおドリーン・バーチュー博士がオラクルカードの製作から卒業されたことにより、今後は新品を手に入れることが非常に難しくなることが予想されています。
これから新たに入手しようという場合にはご注意ください。
現状はコチラで入手できそうです。